★ ページ31
俺の病気は生理の様な症状で、命に関わるもの。
決まったことではないが、その可能性がある。
明日起きて血が止まっていれば生理。
止まらなかったら_____
………俺の命はない。
恐怖に脅えながら眠りについた。
チュンチュン…
有岡「んんっ…」
小鳥の鳴き声…気持ちの良い朝。
でも、隣に少し違和感がある…
チラッと隣を覗くと………
有岡「山田?!」
山田「んっ…あ、起きた?おはよ。」
有岡「おはよ。じゃなくて!どうして…」
山田「前貰った合鍵〜」
有岡「………」
そうだった…朝起こしてもらうときにって、
渡しておいたんだっけ…。
山田「ねぇ大ちゃん…」
有岡「な、なに?」
山田「大ちゃんさ、これだと思ったんでしょ…?」
有岡「…!」
俺が見た病気のホームページ。
有岡「なんで、それ…」
山田「知念が教えてくれた。でも、大ちゃんはこの病気じゃないよ。」
有岡「えっ…なんでわかるの?」
山田「だって血、出てる?」
有岡「か、確認してくr」
山田「ここで確認して」
有岡「えっ?!でも見られちゃう…」
山田「えっ、誰に?」
有岡「山田に」
山田「じゃあ目瞑ってる。」
有岡「あ、それなら…」
目を瞑った山田に背を向け、そっとスボンとパンツを下ろす。
有岡「あっ…あれ?」
血があまり出ていなかった。
山田「大ちゃん!」
有岡「ひゃっ!」
山田「まだぁー?」
有岡「あ、今ズボン履く…」
山田「ん〜」
一瞬、見られたのかと思った……
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作成日時:2017年10月3日 0時