恋は血の様に紅く (ページ19)

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あの後何も無かったように楽屋に帰って、
皆に謝り、仲直りをした。そして、
いたジャンお昼放送初収録を終えた。

中島「お疲れ〜！」

有岡「お疲れ様。」

知念「…大ちゃん元気ない？」

有岡「う、ううん、大丈夫ごめん！」

はぁ…

岡本「元気出してね？」

盛大にフラれた後に元気でないよ…

有岡「ありがと。」

ｽﾞｷｯ…

有岡「ｱﾞｱﾞｯ」

痛いっ凄くお腹と頭が痛い！破裂しそうなくらい痛い…助けて辛い苦しいっ

ｽﾄﾝ

知念「大ちゃん？！」

立ってられなくて、その場に座り込んだ。

有岡「ﾝｱﾞｱﾞ…痛”い”」

岡本「あっ、山ちゃん！」

山田「大ちゃっ」

俺の記憶はそこでプツンと途切れた。

有岡「ん…」

目覚めるとそこは知らない天井。

有岡「ここどこ…？」

知らないけれど何回かここに来た気がする。
この匂い…どこかに嗅いだんだよな…。

ｶﾞﾁｬ

有岡「っ！」

誰か来た…！

山田「起きた？おはよう。」

有岡「えっ、山田…？」

ここ、山田の家か。

ﾄﾞﾛｯ

あっ、これ絶対山田の布団のシーツ汚した。

有岡「あの…トイレに行きたいのですが…」

山田「どうぞ。」

立ってみるとやっぱり。布団のシーツが真っ赤。あーあ…

有岡「ごめん…シーツ。」

山田「大丈夫。トイレから出たら大切なお話があるから、リビングに来て。」

有岡「わかった。」

なんだろう？何か気に障ることしちゃったかな。少し怖いな…