嫉妬mmab ページ8
abside
普段別に怒ることがない基本温厚なタイプの僕ですが、
今日だけはどうしても許せません。
kj「めめ〜楽屋までつれてって〜」
「自分で行けよ(笑)」
kj「めんどくさいねーん」
なんて、周りにメンバーがいるのもお構いなく、
めめは康二のことお姫様だっこする。
…俺もいるんですけど。
fk「うわぁ…あれはないね」
『あ、ふっかいたの』
fk「おい朝から一緒にいるだろ！」
『ごめんごめん…(笑)そうだよね…あれはないんだよね…』
fk「阿部ちゃん、大丈夫？」
「じゃあもう今日はこれで解散だから、康二はがしてあげる」
そう言って、ふっかがイチャつく二人のところへ行って
康二を連れて帰った。
「阿部ちゃん、帰ろっか」
何事もなかったように俺の方に歩いてきてめめが言った。
『……』
「ちょ、阿部ちゃん？」
なんでそんな普通にしてるの。
これでも怒ってるんだよ？
めめを置いてそのまま帰ろうと荷物を持って
速歩きで外に出た。
少しずつ近くなってくる足音。
「あ、阿部ちゃん…どうしたの、」
走ってきたから息が切れてるめめにそう言われる。
どうしたのって、わかんないんだ？
でも、よく考えたら、
めめは康二と仲いいのはつい最近始まったことじゃないし、
俺がめめに怒るのもおかしいんだけど…
けど不安で。
「ねぇ阿部ちゃん！」
『っ……』
肩を掴まれて、めめに顔を覗かれると、
我慢していた涙が頬に流れる感覚が分かった。
「え、ちょ…大丈夫？」
『っ自覚ないの…！？いつも仕事では康二とばっかりいてさ
いつもは忙しくてせっかく会えたのに…っ！
ばか！！』
そう怒鳴って、駅まで走った。
けど、こんな顔のまま電車に乗るのは気が引けて、
すぐそばのベンチに座り込んだ。
いつからこんな大人げなくなったのかな、
年下だよ？後輩だよ？？……恋人だよ？？？
あんなに困らせちゃって、
『…嫌われたかな………』
「そんなわけ無いじゃん！！」
声がする方を向く頃には、
めめに強く抱きしめられていた。
「康二とばっかり喋りすぎた。ごめん。
俺、ずっと阿部ちゃんに会いたかったんだよ。
嫉妬してくれてたのはちょっと、嬉しかった。」
優しい声でそう言われて、涙が溢れた。
『俺もごめん…っばかとか言って……、っ』
「仲直りしてくれる？」
『うん、大好き』
「俺も大好き。」
終
作者です！
亀更新すぎてすみません(泣)
スランプ中です……
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珈琲 - だいぶ神です (2022年2月17日 19時) (
レス) @page7 id: 6059b4c163 (このIDを非表示/違反報告)
Ju(プロフ) - すみません、BLを匂わせるモノはご本人様の名前やCPを付けるのは避けて頂きたいです。マナーを知らないようでしたらGoogleなどで「nmmn」と検索して下さい。 (2021年9月22日 12時) (レス) id: daebecd63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あべべ | 作成日時：2021年5月5日 10時
