あっ、刺してもうた。 (ページ2)

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episode1 ページ2

ここはアクレシア孤児院。私は孤児「だった」
孤児院が鬱陶しくなって2年前ぬけだしてきた。
でもある人によって私は保護されてしまった。

母「また貴方酒を買ってきたの!？いい加減にしなさい！」
父「そうケチんなよ俺が全てなんだからなァ」
母「ちょっとそれどういう事！？」

喧嘩はもうやめて欲しい。

──────バン

え？

リビングに行ってみるとお義母さんが倒れていた。

父「ｱｰｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｰｯ!!これで俺の邪魔をするやつは居なくなった！アイツは所詮子供！奴隷として扱えばいい！」

お義母さんはいつでも優しくしてくれた。守ってくれた。なのに……なのに……あいつが殺しやがった！

たまらなくなり私は護身用ナイフをもってリビングに飛び出した。

『おいクソジジイ！私の……私のお義母さんを殺してんじゃねぇよ！』

ザクッグサッザシュッ
『ｱﾊ…ｱﾊﾊｯ……ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊｯ!!最初からこうすれば良かったのか！
でも、ケーサツに捕まっちゃうな

よし、逃げよ』

私は走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走って走ってある所に辿り着いた。そこは
廃館になったホテルだ。
『ここに住めばきっと…』

このホテルは地下3回まであって誰も居ない。
最高だ。

私は地下3階の523号室に入った。