家族30＊翔陽君の彼女 ページ32
｢失礼します！｣
思わず張ってしまった声に後悔しながら恐る恐る1歩足を踏み入れると
そこは思ったよりも広い空間が広がっていた
まだ部活は始まってないから、体育館特有の汗やサポーターの匂いはしないけど黒のユニホームを身にまとった人達を見ると
格好良いなぁ
運動部だなぁ
背高いな
なんて感心する
｢あ！Aっ｣
｢翔陽君おはよう。今日は誘ってくれてありがとね！｣
｢おう！俺の活躍見ててくれよな！｣
なんて言って、男子高校生にしては小柄な体の胸を張ってニコニコしてる翔陽君
ほんと太陽みたい
朝から眩しいよ...笑
｢しっかり見てるから頑張ってね｣
そんな明るい翔陽君につられて私も笑顔で答えていると
翔陽君の背後に黒いオーラを放っている人が……
｢おい！ヘタクソのクセに油売ってんじゃねぇぞボケェ！｣
｢んだとぉぉ！！｣
｢と...影山君 おはよ｣
｢！...｣
さっきまでイラつきオーラ満載だったのに、
まさか私が話しかけてくるとは思わなかったのか
少し驚いた様子で軽く会釈をしてきた
そして直ぐに背を向けてストレッチに戻ってしまった
え、冷たくない？
おはようくらい返してよね？！
別にボロは出すなとは言ったけど、
話しかけるなとは言ってないのに……
まぁ、飛雄の中では
ボロ出さない＝会話しない
っていう単純方程式なんだろうなぁ
変に不器用なんだから
｢スガさんチワッス...え！？じょじょ女子？！｣
菅原さんに挨拶してきた坊主の…ちょっと怖そうな人
突然私を指さしてきた
まるで 宇宙人を見た！みたいな面相で
｢田中ー、この子が日向が言ってた見学の子｣
｢あ！日向の彼女か！？！おいっ日向そうなのか？！あ”あ”？｣
｢田中落ち着けって！｣
ズンッと効果音が聞こえてそうなくらい翔陽君に詰め寄る田中さん
ひぃっと悲鳴をあげた翔陽君
その後ろでさっきよりもさらにドス黒い気を放っている飛雄
……いやいや、何故そこで飛雄？！
どこに怒る要素があったんですか？！
｢あ、あの...｣
私、翔陽君の彼女になった覚えないんですけど
______家族30 翔陽君の彼女
家族31＊運命の試合→←家族29＊きっと彼の先祖は天使かもしくは仏だと私は思う
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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からから - とても面白かったです、バレてしまうのではないかとこちらもドキドキしながら楽しませてもらいました！これからも頑張ってください！！ (10月13日 19時) (
レス) @page36 id: 967e7b9b0b (このIDを非表示/違反報告)
もんぶらん翔。 - この作品とっても大好きです。春は色々と忙しいと思うけど更新頑張って下さい！ (2017年5月3日 0時) (レス) id: 434eb03b09 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - 赤葦が好き過ぎる。さん» ありがとございます＾ｖ＾頑張ります！ (2016年12月14日 23時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦が好き過ぎる。 - この作品、すっごく好きです！更新楽しみです！頑張ってください！ (2016年12月14日 16時) (レス) id: d68872e807 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - ハイキューオタクさん» ありがとございます！どうか見届けてください笑 (2016年12月11日 12時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やおせ x他1人 | 作成日時：2015年7月29日 14時
