家族2＊私とこの子の関係性 ページ2
｢うっせぇ！！Aボケェッ！｣
奥から出てきたのは
｢あれ？飛雄……ってことはこの子｣
｢俺じゃねーよ、親戚の子供だよ｣
目の前にいるのは本物の原寸大 飛雄
男の子と見比べると髪色こそ違うものの顔は瓜二つ
｢……弟？｣
｢だから親戚だっつてんだろ｣
親戚にしては似すぎてるでしょ……
当の男の子は私の足にしがみつく様に後ろに来た
あれ？
｢もしかして飛雄…怖がられてる？｣
｢……うっせ｣
図星なのね
それにしてもすごい怖がりよう
｢とりあえず中は入るか｣
｢あーうん。おじゃましまーす｣
男の子の手を引いて家に入るが相変わらず飛雄と一定の距離を置いている
｢えっと……僕名前は？｣
｢…祐太｣
｢祐太君ね。私はA、よろしくね｣
｢うんっ｣
普通にいい子ではないか
祐太君はリビングに先に入っていった
｢…おい。どうしたら打ち解けられるんだ？｣
｢…まず目つきだよね。あと表情が無愛想すぎ｣
やっぱそれか…とショックを受けている飛雄
飛雄は小動物や子供によく怖がられるらしい
本人に罪はないんだけれどもまあ仕方が無いことだ
そんな飛雄を置いといて、飛雄の両親に挨拶しなきゃな
開放感のあるリビングに足を運ぶと案の定飛雄のお母さん達がいた
｢おじゃましてます。お久しぶりですー｣
｢あらまーAちゃん！いらっしゃい。今日も美人ね〜｣
明るい声で向かい入れてくれたのは飛雄と同じ黒髪の飛雄ママ
飛雄パパもゆっくりしていきな。と言ってくれた
ほんと美男美女だよなぁ…飛雄も顔は整っているがなぜこうも性格が似なかったのか
惜しいな飛雄。
｢美人だなんてーえへへ｣
｢自惚れんなよ｣
｢うるさい飛雄｣
こーゆーとこが惜しいのよ
｢あ、そうだ。飛雄ママ！！祐太君ってさ｣
｢あーそうそう！その事なんだけどAちゃんのお母さんが来たら話すからね｣
祐太君はなぜ今ここにいるのだとか聞こうと思ったのに…
そもそも親戚って言っても、飛雄に懐いてないしあんまり会ったことがないんだろう
飛雄にそっくりだから親戚ってことは間違いないんだろうけど
｢飛雄、祐太君についてなんか知ってる？｣
｢いや、俺もあんま知らねーんだよ。今日初めて会ったし、何について話すのかもわかんねーし｣
リビングのソファで静かにジュースを飲んでいる祐太君
私や私の親が来てから話すってことは私達にも関係があるんだろうし
______家族2 私とこの子の関係性
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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からから - とても面白かったです、バレてしまうのではないかとこちらもドキドキしながら楽しませてもらいました！これからも頑張ってください！！ (10月13日 19時) (
レス) @page36 id: 967e7b9b0b (このIDを非表示/違反報告)
もんぶらん翔。 - この作品とっても大好きです。春は色々と忙しいと思うけど更新頑張って下さい！ (2017年5月3日 0時) (レス) id: 434eb03b09 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - 赤葦が好き過ぎる。さん» ありがとございます＾ｖ＾頑張ります！ (2016年12月14日 23時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦が好き過ぎる。 - この作品、すっごく好きです！更新楽しみです！頑張ってください！ (2016年12月14日 16時) (レス) id: d68872e807 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - ハイキューオタクさん» ありがとございます！どうか見届けてください笑 (2016年12月11日 12時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やおせ x他1人 | 作成日時：2015年7月29日 14時
