家族1＊親友が小さくなりました ページ1
＊四月初旬
部屋に掛けてある真新しい制服を眺める何の変哲もない平和な土曜日
いわゆる私は普通の女子中学生...いや、明日から高校生になります
｢Aー！今から影山さん家行くけどあんたも行く？｣
｢まじっ！？｣
｢飛雄君とAの入学祝いするのよ。飛雄君のお母さん、仕事が今日オフになったって｣
飛雄の親と私の親は割と忙しい方の部類に入るだろう。だから全員集まれる時はレアだ
まあ、うちのお父さんは単身赴任だから元々いないんだけど
｢お母さん達準備まだだから先行っててもいいわよ｣
｢はーい｣
お母さんは偏った生活をしているお父さんがやはり心配な様で明日からお父さんのいるアメリカへ旅立ってしまう
なので私は明日一人暮らしデビュー
最初は着いてこないかと誘われたがやっぱり日本が好きなのでとどまることにした
一人になってしまうが全然寂しくない
だって影山家は隣だから
会おうと思えばいつでも会える
会おうと思わなくてもいつでも会える
あ。今、都合いいって思いました？
現実はそんなもんですよ
別に私と飛雄は幼馴染って訳ではない
私が中二の夏頃に隣に引っ越してきた
同い歳というだけあって性別は違けれどもすぐ打ち解けた
あーでも、最初の頃は飛雄怖かったなぁ
初対面の時なんか殺されるくらいに睨まれたよ
アレが真顔って気づくまでは目を合わせないように必死だった笑
なんだかんだで親同士のウマも合って、家族ぐるみの付き合いになっている
まだ出会って二年もたっていないけど、飛雄にとって数少ない友達以上の存在には慣れていると信じたい
まあ、私達の出会いについてはとりあえず置いといて、｢何着てこうかな｣なんて考えながら着替えを済ませ、軽い足取りで影山と表札のある家のインターホンを鳴らす
インターホン越しにはい。と低い声が聞こえたので、｢Aです。｣そう言うとインターホンは切れ、玄関のドアが開く
｢こんにt…………は？｣
私は息を呑んだ
ただただ驚くしかなかった
飛雄が来ると思っていたのに彼の目線の位置には誰もいなくて
下からの気配に視線を落とすといたのは
飛雄によく似た男の子
｢とっととと飛雄が小さくなったぁぁぁ！！！｣
______家族1 親友が小さくなりました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
からから - とても面白かったです、バレてしまうのではないかとこちらもドキドキしながら楽しませてもらいました！これからも頑張ってください！！ (10月13日 19時) (
レス) @page36 id: 967e7b9b0b (このIDを非表示/違反報告)
もんぶらん翔。 - この作品とっても大好きです。春は色々と忙しいと思うけど更新頑張って下さい！ (2017年5月3日 0時) (レス) id: 434eb03b09 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - 赤葦が好き過ぎる。さん» ありがとございます＾ｖ＾頑張ります！ (2016年12月14日 23時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
赤葦が好き過ぎる。 - この作品、すっごく好きです！更新楽しみです！頑張ってください！ (2016年12月14日 16時) (レス) id: d68872e807 (このIDを非表示/違反報告)
やおせ(プロフ) - ハイキューオタクさん» ありがとございます！どうか見届けてください笑 (2016年12月11日 12時) (レス) id: db00261607 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やおせ x他1人 | 作成日時：2015年7月29日 14時
