雨が嫌いな太陽

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村山side

あの日


俺はむしゃくしゃしていた



関にゲームで負けたから。


古｢まぁそんな日もあるって｣


｢えー絶対ずるしただろお前ー｣


関｢してないっすよ！村山さん相手っすよ？！｣


俺相手でずるしなくても勝てるって思ってたってことか


｢お前…俺の事バカにしてんのか？｣

関｢へ…｣


そこからこんにゃろこんにゃろのじゃれ合い


古屋はやめろ車に引かれんぞなんて言ってる

はぁぁぁゲーム強くなりてぇー…


(男)｢なあなあ嬢ちゃん、金、持ってねえか？｣

(女)｢持ってないですっ…!!｣

(男)｢いいから出せよ早く！！！｣

(女)｢嫌です…やめてください！｣

(男)｢ったくお前のせいで靴が汚れたんだよ、どうしてくれんだ？！｣


あれはカツアゲかな？


てかめっちゃお姉さん困ってんジャーン
よし！気晴らしならぬお助けをしよう！


古｢お前、行くのか｣

｢おーん｣


と声をかけようとした時男が手をあげた
さすがにダメだろ


｢ちょっとおにーさん！お姉さんが困ってるでしょ〜｣

(男)｢あ？｣

｢だからお姉さんが困ってるから、用件はそんな強く言わないのー｣

(男)｢邪魔してくんじゃねえよ！！｣


怒鳴られた…

俺悲しい…


｢…ッ！｣


殴ってきたし


避けたけど。
話通じないわけ？この人


もうこっからは皆がわかる通り喧嘩だよ喧嘩。

ここほんとに道路かってくらいうじゃうじゃ出てくるし、女の人消えるしで困った困った

｢あれ、古屋ちゃーん！お姉さんは？｣

古｢わかんねえ！関、分かるか？｣

関｢見てないっす！！｣


んだよ、みんな見てねえのかよ…


(男)｢ってぇ！こいつっっ！｣


男をひねり潰していたやつはオレンジ色の長い髪を下ろした女だった


耳に見えるピアスは謎の宇宙人と綺麗な女の子らしいピアス、

見るからに不思議だ。


『あのぉ！！！私の大事な食べ物たちが濡れるんでやるならやるで早くして貰えます？てかしつこい！しぶとい！早く帰れ！！』


どっちなんだよ笑

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