雨が嫌いな太陽

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｢お前かよ！…でもなんで村山の格好してんだ。｣

『あ、関ちゃんに着てって言われて』

｢それより！！山王が来てんだよ、お前に用があるって｣




え、山王…？


あ、もしかしてヤマトさんの！！！！
忘れてた…


『行ってきます！！！』


うっわー、ヤマトさんに仮名教えておけばよかった…

ていうか、そっか、知らないんだ。
鬼邪高通ってるの言ってないんだった…


急いで階段を降りて廊下を走り回る


｢いや、なんかここに来いって言われたから来たんだけど｣





中庭に出ると大量の人だかりが…
大量どころじゃない、ほぼ全校生徒、

それにガン飛ばしてる…


わーお…


早く用事済ませないと…
わざわざ来てくれたのほんとに有難いけども


『やーーまーーとーーさーーーーん！！！！！』


と遠くで全力で手を振ってみる


ﾔﾏﾄ｢おおお！！A！！おせーぞ！｣

『すいませーーん！！』



走ってヤマトさんの元に向かう途中で気づいた

ん？メンバー増えたのかな、


なんか茶髪の人がいる



ﾔﾏﾄ｢待て。なんでお前村山の格好してんだ、てかなんで学校内からでてきた？｣


｢あれ！こいつ！｣

ﾔﾏﾄ｢ん？チハル知り合いか？｣


『あれ！！イトカンの人だ！！』


今日いるのは…イトカンにいた一人とヤマトさんと…


誰？


『あれ、誰です？』


顔が見えん！！ヤマトさんの後ろに隠れてて顔見えない


？｢あれ？コブラちゃんたちジャーン、どしたの？てか俺のジュニアがいる…｣


『えっ！！コブラ？！？！』



頭吹っ飛びそうなくらいに首を向ける




？｢え呼び捨て？！｣


なんで呼び捨てだけでみんなこんなにびっくりすんの？

みんなしてなんなの？

んんんん？？？？


てかコブラって言った？

言ったよね？


『ほんとにコブラなの？』


と兄貴がヤマトさんの後ろからひょっこり顔を出している


それを見た瞬間私は心をぶち抜かれた…

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