君に憑きたい！<2>

✳︎壁を壊すこと ページ9

You side

5:00

あ、今日少し遅刻しちゃった


なんて思って起きたら、
朝起きて隣に何故かチャンビニヒョンがいるし、

目の前にはリノヒョンが仁王立ちしてるし、ドアの前にはジニヒョンとチャニヒョンがいるし……


ドアの向こうからはリクスヒョンの落ち着いてよ〜


って声も聞こえる。

あれ、これヒョン達怒ってるよね



LK「なんで怒ってるかわかる？」

「仕事してるって嘘ついたことですか？」

LK「それもそう、他は？」

「プリン食べたこと…？」

LK「それはいい。」

HJ「いいの？！俺はダメなのに？！」

LK「うるさいティッシュ詰めるぞ」



なんか、ちゃんと怒ってるっぽいけど
他に何かしたっけ？


CB「風邪ひいたのに俺らに連絡よこさなかったこと」


「えっ」

だって迷惑に思われるかな…心配かけちゃうかもなと思った、
それに僕1人でどうにかできると思った


から…。出来なかったけど。

てか起きてたんかい



LK「俺らってそんなに仲良くなかったっけ？」

「いや、そんなことないです」

HJ「あとビニヒョンと寝たこと」

「ん？」

BC「今日も練習行こうとしたこと」

「それは……すいません」

HJ「俺も一緒に寝たい」

「いつでもどうぞ…」

HJ「イエス…！！」


ヒョンが小さく叫んだ後パッと全員の目線がジニヒョンへ
ヒョンを見るみんなの目が怖い。


HJ「すいません…」

BC「あのね」


僕の隣に座ってヒョンはこう言った。



BC「心配かけるとか、迷惑かけるとか考えたのかもしれないけど、
もう僕らは同居人なんだよ？それに僕らは散々君に対して迷惑かけたし
助けてもらった。だからもっと僕らを頼ってよ、もっと迷惑かけていいんだよ」

LK「何のためにこれがある」


と言ってスマホを見せてくるヒョン
確かに、連絡するべき…だったよなぁ


「すいませんd CB「じゃなくて？」…ありがとうございます、もっと連絡します」

HJ「1人で溜め込まないこと〜、後今日の練習はなし！」

「…はい笑」

IN「じゃ、ヒョン達ご飯食べよ〜！後ヒョンそろそろAから離れて」

CB「やだ〜A暖かい……あ、はい、離れまーす」

LK「Aヤ、一緒に行こうね〜」


多分、僕は相手はアイドルだからって
無意識に壁を作ってしまっていたんだろうと思う

この日を境に僕は彼らに対してこまめに連絡をするようになった
と言っても迷惑かけない程度に、電話とかではなくてメッセージ。



ちなみにリノヒョンとはほぼボイメで話してる。

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