君に憑きたい！<2>

美しい思い出達 ページ3

IN「捕まえちゃった〜おやすみぃ」


漢…このアギパンから漢を感じます。
なんですかこの筋肉ｯ!!!

うわぁ…僕ももっと鍛えなきゃなぁ…


てか下から見ても顔綺麗、待っていい匂いする

あれこの人も僕のシャンプー使ってる、てかリノヒョンも僕のシャンプー使ってなかった？


僕のシャンプーみんな使ってませんか？あの普通に売ってるのでそろそろ買ってください皆さん笑


まぁとりあえず、ほんとにいい筋肉と顔…

なんて思いながら自分の手首に目がいった


痣が手首まで来てる。



冬だから長袖で隠れてるけど、夏はどうしようか

まずこの痣は治るのだろうか…


どれくらい広がってるのか鏡で確認したいけど、怖くて見る気になれない。風呂だって幽霊が見えてしまうからコンタクトを外して入ってて何も見えない。


祓いすぎ……か。


でもこれが僕のやりがいなんだもの…

考えたところで結果は出ないし
もう！！寝る！！！！

・

・
・

朝起きた時すでに仕事に向かっていたヒョン達、
家政婦のおばさんがご飯を作ってくれていて

僕はそれを食べる。


これがめっちゃ美味い、本当に美味い
家政婦さんってこんなに料理上手なんだ…

今度教えてもらお…


「今日は何するんですか？」

家「地下の掃除をします」

「地下？地下なんてあったんですか？」

家「はい、びっくりですよね…私も昨日見つけまして、練習室みたいになってたんです」

「へ〜…僕も行ってみよ」


僕は退院してからというもの、バイトに入りたくてもバイト先の店長に「完治しても荷解きとか片付けが終わってからじゃないと入れないぞ」と言われてしまい、

結局また1ヶ月程休みを貰ってしまった

なので超暇なので、家探検をよくしている。



でも地下があるのは初めて知ったので、家政婦さんと向かうことに。


「うぉ〜すごい…」

家政婦さんが言っていた通り、壁一面が鏡張りになっていて練習室のようになっていた。


運動部屋じゃないかぁ！！！

嬉しい……鍛えることが出来るなんて…
最高の部屋だァァァ！！


家「あらすごい目がキラキラ…イケメンのキラキラは癒されるわねぇ」


家政婦さんが何か言ってるけどそれどころじゃない、
嬉しくて仕方ない


のだけど、1つ気になる"人"がいる。


家政婦さんが居なくなってから思い切って話しかけてみた


「こんにちは…あの」

ﾖﾝｽ「あ、私の事見えてるんですか？」

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