君に憑きたい！<2>

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You side

ヌナが僕の中から消えて以来、僕は寝る度にあの夢を見るようになった。



某エナジードリンクを流し込んで、どうにか長い時間寝ないように頑張ってる


「痩けたなぁ……痣も……はぁ。」



鏡を見る度に溜め息が出る、腕まで広がっていた痣は等々首元まで。


_____ｺﾝｺﾝ
BC「入ってい〜？」


やべっ

急いで服を着て
ハイネックで首元が隠れるようにする。



「…どうぞ！」

BC「入るね〜、お？ダイエットしてるの？」

「え？！いや？！全然？！？！」

BC「ぉん？痩せたね、ちゃんと食べなきゃ〜」

「食べてますよ〜ヒョンも寝てくださいね〜」

BC「おっと、バレてたか…もう少しで終わるからさ」




チャニヒョンが僕を見つめて、急に両腕を広げる


「ん？」

BC「おはようのハグ」


いやー…このヒョンは。



「はい笑」

BC「やっぱり痩せたなぁ…」

「暖かい…」



ヒョンは包容力があると思う

こんなに筋肉があるのに、柔らかくていい匂いで



眠くなってきた…


BC「おっと、眠り足りてない？」

「…아뇨？疲れが取れてないのかなぁ…へへ」

BC「ふふ」



ヒョンが僕の頬を触る


あぁ〜暖かくて気持ち〜



BC「最近はヌナとお話してないの？」

「…え、あぁ…消えちゃいました…」

BC「え？」



なんだ、ヒョンたち知ってるんだ。

ヌナ元気かなぁ



「あ、僕今日アルバイト行ってきます！」

BC「おぉ！再開したんだ、頑張ってね^^」

「は〜い^^」



最近また連絡したところ、やっと店長からお許しが出たのでサングラスとイヤホン、マスクを装着して出勤！！


と言っても未だに幽霊は怖いのでビクビクしながら街を歩く。


やっと着いたと安心したのだけど


「店長ー！お久しぶりです！！…ｷﾞｨﾔｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!｣

店長「うるせえぇぇぇ！！！」

奥「何事かと思ったわよもぉ〜笑 Aくん久しぶり〜！」

店長「まったく、お前は変わってねぇな笑」



って僕にキランと効果音がつきそうな笑顔を向けてくる


「なんで憑いてんのにかっこいいんだよ！！！」



めっちゃピンピンしてるし。


店長「すげぇだろ？やっぱ副業で俳優復活しようか」

奥「やだもう笑 私も女優…」

店長「ダメだ、君が女優業をまた始めたら…世の中の男は…」



まぁた始まった…

元々俳優さんたちで美男美女なのは本当なんだけど。



僕も将来こんなふうに愛し合えるのかなぁ。

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