◼ ページ16
あれ……
なんで僕は幽霊が見えるようになったんだっけ。
ヨンス「そうよ、そうそう。思い出して、ヌナが居るから大丈夫よぉ」
いつ、からだっけ。
あ
そうだ。
「よく思い出してぇぇ!!!」
________
「ッッッッハッ…ハァ、ハァ…」
なんだあの夢は
あんなのヌナじゃない、あれは
「あの時の女だ」
なんだか急に怖くなってきてしまい、手足が震えてくる。
やばい、前みたいに止まらなくなる
ガタガタと身体が音を出して震え始めてしまい、どうすれば止まるのかも分からず
自分の腕で精一杯体を抱き締める。
どうしよう、怖い……怖くて仕方ない
あれ、息が吸えない。
「…ハッ……ハア゙ッ…」
喉がキーキーと音を出して必死に酸素を吸おうとしてるのだけど、どんどん空気の通り道が狭まっている気がする
なにか袋、紙袋……
何も無い…袋ぐらいどこかに置いとけよ僕!!!
このままでは死ぬと思い、床に転げ落ちながらも
ドアに向かって這い蹲る
今はもう酸素を吸えればいい
死にたくない、まだ死にたくない
誰か助けて。
______
HN side
さっきからAの部屋からドタバタ聞こえるから
何事だと思って来てみたんだけど。
音止まったなぁ…
ベッドから落ちたのかなぁ、
ならちょっと写真撮っちゃお
なんて開けてみたら
「…ハッ……ハア゙ッ…」
荒い息遣いをしたAが床で苦しんでいた
HN「どうした!?何?!」
息が吸えないのか…アレルギー?この症状はなんなんだろ
どうすればいい!!僕はどうすればいいんだ!!
救急車呼ばなきゃ…
と思いスマホを取り出そうとした時
Aが僕の手を掴んで口元へ持っていき
僕の手を包み込む様に手を添えて必死に息を吸い始めた。
HN「…ンンッ」
勢いがあったからか、Aの口の中に親指が入ってしまったんだけど今Aが噛んでる。
少し痛い。
噛んでるおかげなのか、僕の手がなにか作用したのか
呼吸が落ち着いてきた。
「……死ぬかと思った…」
HN「僕も焦った、良かった…」
「ヒョンありがとう…」
この後しばらく僕と話したあと、一緒に横になった。
何があったのかは分からないけど、まだ詳しく聞いてはダメな気がして聞けなかった
HN「はぁ…」
追記:Aに噛まれた時、僕の中で新しい扉が開きかけた。
299人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヤンニョム無(プロフ) - オムライスさん» ア゙ア゙ア゙ア゙😭😭コメントありがとうございます!😭モチベすごい上がりました✨更新頑張ります!💪これからもよろしくお願いします🙇♀️❤ (12月12日 0時) (レス) id: a7a91f8f87 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス - 毎日楽しんで読ませて頂いてます!これからも更新頑張ってください!! (12月11日 22時) (レス) @page24 id: 4bd004981b (このIDを非表示/違反報告)
ヤンニョム無(プロフ) - オニオンさん» 本当に助かりました!!ありがとうございます😭これからも皆様に楽しんで貰えるような作品作り頑張ります!!!💪 (11月21日 23時) (レス) id: a7a91f8f87 (このIDを非表示/違反報告)
オニオン(プロフ) - ヤンニョム無さん» いえいえ、、、!早い段階で良かったです、、!いつも作品楽しみに読ませていただいてます!✨これからもご自分のペースで頑張ってください✨ (11月21日 23時) (レス) id: 4300abda91 (このIDを非表示/違反報告)
ヤンニョム無(プロフ) - オニオンさん» ありがとうございます💦助かりました… (11月21日 23時) (レス) id: a7a91f8f87 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヤンニョム無 | 作成日時:2023年11月21日 21時