君に憑きたい！<2>

違和感 ページ15

CN「うん、前にジナから色々聞いたことあったから分かるんだけどっぽいなって」

「ふーん……」



でもそれならヒョンたちの顔わかる気がするんだけど…
同じ練習室じゃなかったとか？



CN「そろそろできるか？」

「準備OK！ヌナもOK！」



ここ数週間頑張った結果をヌナと一緒に！！！


。

。
。

CN「なぁA、アイドルにならないか？」

「なんでよ！僕はサポートでいいの」

CN「いや、お前は本当に宝石だよこれからもっと輝ける…」

「ヌナが居たからでしょ」

CN「それでも素晴らしいよ、ヌナに感謝だな」

「ヌナも良かったってさ！」



ﾖﾝｽ「A、もう私行かなきゃ」

「え、もう？」

ﾖﾝｽ「うん、そろそろ貴方がしんどくなってくると思うの…だから行かなきゃ、御札貼って」

「まだいいよ、僕が頑張るから…！」

ﾖﾝｽ「いいから貼りなさい」



ヌナは急ぐように僕の身体を使って御札を貼った


CN「もう祓うのか？」

「いやヌナが勝手に……！」


急にヌナが御札を貼るものだから
身体から一気に何かが抜けていく感覚が。


それと共に吐き気も

CN「うおおっと待ってろ待ってろ」



ヌナ急にどうしたんだろう、僕何も言えてないのに
感謝も伝えてない…楽しかったってことも


僕のこと嫌いになってしまったんだろうか



CN「どうした、お前今までこんな風になったことあったっけ？」

「いや、ない……」


今までは臭すぎて吐いたり、見た目が悪すぎて吐いたりすることはあった



でも僕の中に入ったものが出てく時、吐き気を催すことはなかった。




そのあとも何回か吐いて、自分で処理して。


やっとこ家に着いた



僕らのダンス動画はヒョンのインスタからあがることに。



練習生でもない僕が出ていいのか聞いたら、
全然いい、もはや練習生以上と言われた。



嬉しいっちゃ嬉しいけど、その後に起きたことが気がかりで仕方ない



ヌナの最期は何かおかしかった。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


その日の夜、僕の見た夢はとてもリアルで


気持ちの良いものでは無かった。




何も見えない真っ暗な空間に

真っ白な机と椅子


僕が座って目の前にはヌナが。




ﾖﾝｽ「ねぇ、Aってなんで幽霊が見えるようになったの？」


ヌナ、僕にそんなこと…聞いたことあったっけ


「ん〜分からないな…いつからだっけ」

ﾖﾝｽ「思い出してみなよ、まぁ思い出さない方が好都合なんだけどさ」

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