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辛く印象に残りすぎた練習を終えた私は任務を除いて一人の時間が増えてしまった。
色んな人に平気かと聞かれては「大丈夫」と答えた
任務に就けば多少は忘れられるかもとか
考えなくて済むかもなんて思ったけど、
そんなの無理だった。
ナターシャやバナー博士、トニーは私を気にかけて
話しかけてくれたりもした。
でも心から笑ったりしたら
お兄ちゃんに申し訳ないし見せる顔がなくて
上手く笑えないでいた。
どこに行ってもお兄ちゃんの最後の表情、声が残ってて
何度も過去に戻って救おうとしたけど、
結局目の前で殺されてしまう。
こういう時ってどうやって話せばいいんだっけ
どうやって忘れればいいんだっけ…
久しぶりでわかんないや…
"あの子実のお兄さんが亡くなったって言うのに元気ね"
"そうよねぇ、悲しくないのかしら"
"笑ってたわよ？"
"怖いわぁ…サイコパスね…近づかないようにしましょ"
最近は通り過ぎていく人みんなに言われる
あいつはサイコパスだって
でも元気に見えてるんだ…なら成功じゃん…！
ここでお世話になってるのに心配なんてさせられないじゃないの
なんか…変わらないわね…
向こうでもこっちでも怖がられるのは。
.
.
.
今日は何もせずポケーっと外を眺めていた
こっちの世界は割と私の居た世界と変わらない
街があってビルがあって鳥が飛んでて木や川があって
でもこの世界みたいにヒーローはいなかった。
私みたいな人はきっと沢山いるはずなのに
これといったニュースは流れて来なかった
ヒーローと言っても漫画やアニメの中の話。
この世界は超能力で溢れてるみたいね…
ｽﾃ「腹減ってないのか…？」
と優しい声と共に隣に座ったスティーブ
なぜ彼は私が辛くなった時に来てくれるんだろう。
『食べる気になれなくて…笑』
貴方が隣に来ると何故か癒される…
ｽﾃ「そうか…実は、あの星が綺麗だった日もう少し話していたかったんだ、何か悩んでいることがあるような気がして…でもまだ出会ったばかりなのに深く聞きすぎるのは失礼だと思ってね」
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アベンジャーズ好き - とっても面白かったです！続きを出す予定でしたら嬉しいです待ってます🙇 (8月1日 17時) (
レス) @page22 id: ff2d44cc80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヤンニョム無 | 作成日時：2020年12月28日 23時
