Solar eclipse (ページ2)

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"さあ、あそこめがけて火を放つんだ"

"はい..."

少女の放った火は的を外れた。

その途端、そばにいた男は怒鳴った。

"なぜ、、、何故だ！！なぜお前は何度言ってもできないんだ！！！！"

"すみません、、すみません、、ごめんなさい、、、次はっ、、次は当てますから！！"

"もういい、今日は実験中止だ。あの部屋へ連れていけ"

"嫌です！！嫌ですお父様！！！！お父様！！！！！"

幼い少女の体は大人の力には勝てず、

牢獄のように冷たい部屋に放り投げられた。

"いやあああああぁぁぁぁぁぁぁ

「ああああぁぁぁぁ！！！！！」

＿パリンッバリッ

ああ、またやってしまった
いい目覚めですこと。

特に目立つもの、家具もほぼない部屋に唯一可愛らしく太陽に向かって咲いていた

ゼラニウム

その花瓶が割れ、カーテンが破けた

でも前に比べたら制御できるようにはなってる、、

最近は予知夢で済んでいたのに、過去の夢を見るようになってしまった。

あの夢を見るなら予知夢を見たほうがましだ。

人を助けられるんだから。

＿プルルルル

「はい、もしもーし」

『あっAやっと出た！！！もう、いつまで寝てんの！！あんた遅刻！！』

「えっ嘘、、、、あ、ほんとだ。最悪」

『まあ、大丈夫でしょ能力持ってんだから』

「こういうことには使いたくないのよ、でも今は仕方ないか。」

嫌だな学校。

正直学校行かなくてもいいんだけどね私。

自分で言うのもあれだけど、頭がいいの

すべて頭の中に入ってる、

嫌なほど。

どう頑張っても消せない記憶までもね。

そういえば、電話切れてない？大丈夫そ？

よし、切れてないみたい

「準備ができたらそっちに行くから待ってて」

っていう間に時間を止めて準備完了。

さあ、一瞬で学校につくわよ、、、、、

目を瞑る。

が目を開ける前に異変に気が付いた

音がしない何かおかしい

また変なところに来てしまったようだ

「ここどこ」

私がいる場所は、、、ここは、、、、、

絶対に、

地球じゃない。