【白竜】 好き過ぎて止まらない 【ヤンデレ】

【第１２話】 ページ15

貴「はく...りゅう..？」

なんとか息を整え、弟の名を呼ぶ

白竜の瞳からは何も感じられない

読み取れないんだ

すると、白竜がやっと口を開いた

白「すまない...姉さんが他の男と一緒にいるのを見て、焦ってしまったんだ..姉さんが...取られ てしまうのではないかって...」

私の頬に何か冷たい物が落ちた

それは、白竜の涙だった

彼の泣いた姿をあまり見たことのない私には、すごく衝撃的だった

でも、白竜は私達と同じ人間..

だから...泣くときだってある

普段泣かない人が泣くということは、すごく苦しんでいたり後悔しているのだと私は思う

私にできることは....

貴「....有難う」

彼を、優しく包み込むことだ

私がそっと抱き締めると、白竜も抱きしめ返してくれた

白竜は震えていた

私は子供をあやす様に、背中を軽く数回叩いた

すると、白竜は小さな声でこう言った

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「有難う」

その一言が、嬉しかった

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更新できなくてすみませんでした;.;

【第１３話】→←作者の目が腐ったようです

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