病んでる君のアイジョウヒョウゲン

伊黒さんend続き ページ16

ある日のこと。
なぜか私は伊黒さんに連れられて、伊黒さんの部屋に来ていた。なにをするのかなぁと思って
『伊黒さん？？お招き(？)ありがとうございます！今日はどんな事をなさるのですか？？』
と興味本位で聞いたら
「ほぅ。わかっていないのか。俺が解らせてやろう。Aこっちにこい。」
と言われた。え、なにすんだ？
「今からAを本当に俺色に染めてしまいたいと思う。分かってくれるなA？」
まぁ意味わかんないけどいちゃいちゃすんのかな？
『はい！いいですよー！』
と言ってしまったのが間違いだった。
私の言葉を聞いた伊黒さんはニヤリと笑って私の耳元で話してきた。
ええええ。めっちゃくすぐったい。。なんだよぉ……。なんてうっとり(？)していたが、冷静になってその言葉を聞いてみると、
「Aは俺のもの。小芭内さんと呼べ。俺はAのたった一人の運命の人。Aは俺以外の輩と話さない。……」
など呟いていることに気づいた。
え、これは？？洗脳？？って思ったけどもう私の頭は少し可笑しくなってきていて抵抗しようとは思わなかった。
そのうちにすべての記憶が消えて真っ白になって寝てしまった。
_______目覚めて、あれ。ここは？キョトンとしていると
「ここは俺の家だ。そしてAの旦那である伊黒小芭内だ。」
と小芭内さんが言ってくれた。あぁ、そうだった私は小芭内さんの嫁で、たしか他の男の人と話しちゃいけなくて、すごく大事な人だった。
よかった思い出せて。
「小芭内さん。大好きです。ずっとこれからも、ｼﾇﾄｷﾓ、ｼﾝﾀﾞｱﾄﾓ。」
ここまで言い終えると満足そうに小芭内さんが笑ってくれた。



　
終わり

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