幻でも貴女を思う ページ22
〜イザナミの家〜
その頃オロチは…………。
オ「ん…………。」
イ「大丈夫かしら？」
といきなり抱き付いてくるイザナミ。
オ「ありがとうイザナミ。」
イ「良いのよ。気にしなくて♪」
オ「………変な感じがする………。」
イ「あら？どうしたの？」
オ「イザナミを見てると………ドキドキする……。」
イ「あら………それは恋っていうのよ。」
オ「恋…………？」
イ「その人を愛してるって事。」
オ「愛してる…………お前は私を……愛してくれるのか？」
イ「えぇ………私だったら永遠に貴方に愛してあげるわよ♪」
オ「本当………か？」
イ「本当よ。………それじゃ、少しまっててねダーリン♪」
ｶﾞﾁｬﾝｯ!!
嬉しそうな顔で、出ていったイザナミ。
オ「…………騙せたみたいだな。」
今までの全て、演技である。
イザナミ……悪く思うなよ。
そもそも、私が他人を愛する事などあってはならない。
あってはならないのだ。そんなの、土蜘蛛殿が許して下さる訳無い。
恋には無論、興味が無かった。Aという人物に、出会うまでは。
幻の様に浮かんでくるA。
幻でも良い。お前を愛して………良いか？
ｶﾞﾁｬﾝｯ!!
イザナミが戻って来たようだ。
イ「じゃあ、其処に寝て？」
オ「ん……分かった。」
イ「……その手足、切るわね？」
本当に手に小刀を当てながら、静かに、そういい放った。
正気かこいつ………！！
オ「…………！？」
イ「そうすれば貴方を永遠に愛してあげられるから………。」
勿論、逃げ場など無い。
オ「止めろイザナミっ………！！」
つい、そう叫んでしまった。
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4444 - 続きはまだですか (2018年11月7日 17時) (
レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
1111 - 続きまってます (2018年1月4日 18時) (レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» そう言っていただけて、もの凄く嬉しいです！見てくださりありがとうございます！ (2017年10月19日 20時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
由美 - オロチさん いえいえ！こちらこそいつも読ませて貰ってます！ (2017年10月16日 21時) (レス) id: 24441398c9 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» ありがとうございます！更新スピードは遅いですけど、宜しくお願いします！ (2017年10月14日 16時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
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