ヤンデレだらけの妖怪ウォッチの世界に運悪くトリップした少女と、その大蛇

何が、どうして、こうなった？← ページ3

〜桜ニュータウン〜
今日も平和な桜ニュータウン。の筈である……。

オ「何だあれ？」
私が見付けたのは、道端に一人、倒れてる女。

オ「おいお前……大丈夫か？」

A「んっ…………はっ!!……た、助けてっ……！！」
急にその女は私に抱き付いてくる。

オ「な、ちょ、何をっ……！！何も居ないではないかっ……！！」

A「……ん？……あれ？……蘭先輩はっ？」

オ「蘭？そんな奴聞いた事も無いが……。」

A「貴方……誰？」

オ「私はオロチだが？」

A「オロチね。私は白夜A。宜しく。」

すると、空が急に黒く染まる。

オ「まさか……鬼時間か？」
そう思ったものの、鬼や見回りは一切出てくる気配は無い。

A「あそこに誰か居るよ！」

オ「吹雪か。丁度良い！！」

オ「おいふぶー………きっ！？」
話かけると、首に短剣をつき出される。

吹「ねぇ何で別の女と喋ってたの？ねぇ何でその女と抱き合ってたの？」

オ「おい、冗談止めろ。私はー……(((吹「冗談？貴方には冗談に聞こえるのでしょうね。だけど……私は、本気よ。」

吹「貴方を私の物にするために、その手足、切っちゃおうか。そしたら……何処にも行かないよね。」

オ「どうしてこうなった？」

A「さ、さあっ……。」

オ「取り合えず………。」

A「逃げるんだよー！」

吹「あら……………やっぱり、お仕置きが必要かしら？」
そうひっそりと呟く声は、逃げる音にかき消された。

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