ヤンデレだらけの妖怪ウォッチの世界に運悪くトリップした少女と、その大蛇

箱が意外に足速い ページ16

〜さくらEXツリー〜
オ「うわぁっ！！危……危ないっ！！あ、ちょ、死霊を呼び出すなっ！！」
なぁ。箱がこんな足速いなんて聞いたことないぞ！？

死「あひゃひゃひゃひゃひゃっ！！」
(約 主の命令！守る！お前、捕まえる！)

オ「言葉が分かるだけに凄く怖い！！」

A「楽しそうだねオロチ。」

オ「どこを！どうみたら！そうなる！？」←

パ「あらあら♪苦戦しているのー？そうだ！『開けてお死舞い☆』」
箱の次々に死霊が飛び出す。

オ「くそっ！！『やまたのおろち』！」

A「捕まえちゃいなよ。『俊束・無限結界』！」
次々に出てくる死霊を、捕まえて、消して。捕まえて、消して。

オ「ﾁｯ………キリがない！！」

パ「ほらほら〜♪ね、どうするぅ？私の物になる？そしたら止めてあげる！」

オ「・・・だが断る！！」

ﾎﾞﾝﾂｯｯ!!

白き煙が瞬く間に辺りに広がる。

オ「(ﾎﾞｿｯ)ほらA、逃げるぞ。」

A「………！…分かった。」
急いでその場から立ち去った。

パ「あーあ……つまんなーい……。」
キラリと光るパンドラのエメラルド色の瞳。その瞳には、怪しげな黒が憑いていた。

〜オロチの部屋〜
オ「・・・逃げられたようだな。」

A「ん……。(グー………。)」

オ「そういや晩御飯食べてなかったな。作るか……。」
そういい、二人してキッチンへ向かう。そこには一つの鍋。

オ「何だこれ……『オロチ、良かったら食べてね♪ by吹雪』だと。」

A「開けてみれば？」

オ「勇気あるなお前。」

A「それほどでも。」

オ「誉めてない。ん……ま、そうだ………なっ！？」
オロチが鍋を開けると、中から白い手が出てきて、二人を引きずりこんだ。

三人しか居ないセカイ→←ヤンデレって大抵何処にでもいる

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