Story.21 ページ22
#天然彼女
千尋「ふーっ、何とか間に合ったね…って大丈夫?」
あ「ハァ…ハァ…何とか…」
・
あれからのんびり話していると、
登校時間ギリギリになり、
彼に手を掴まれて学校まで全速力。
・
こんなに走ったの久しぶりだから
私の横っ腹はもう悲鳴を上げていた。
・
・
千尋「職員室はどこか分かる?」
あ「あっ、ハイ。 大丈夫です。
色々とありがとうございました。」
・
千尋「ふふ、困ったときはお互い様でしょ。」
・
そう言って本日2度目の頭ぽんぽん。
・
・
千尋「Aちゃんお顔が真っ赤ですよー?」
あ「そ、そんなことないですっ!」
千尋「ふふ、素直じゃないね。」
・
・
仕方ないじゃないですか…
頭ぽんぽんとか女の子の憧れみたいなものを
2回もされたら…
・
あ「誰だって真っ赤になります…」
千尋「本当は悠斗以外
真っ赤になったらダメなんだけどね。」
・
“浮気はダメだよ”
そう言って彼は教室に向かった。
・
・
あ「浮気何てしてないもん…」
・
今はちょっとケンカしてるだけ。
それに彼からいいこと聞いたからいいもん。
・
・
あ「名前、聞くの忘れてた…」
・
まぁいっか←
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作者名:アップルオレンジ | 作成日時:2014年1月4日 19時