40話: 君が ページ18
「バイバーイ」
「さよなら･･･」
そんな声が聞こえる放課後。
今日も色々疲れたけど、私から見るとこれからが本番だ。
私は皆帆くんの席に近寄り、皆帆くんを呼ぶ。
「皆帆くん」
「･･･ん、氷室さんか」
「ちょっといいかな？」
今日はたまたま皆帰っていたのだった。
教室には私たちだけになった。
「どうしたの？話って？もしかしてまた昨日のこと？」
「う、うん･･･。確かにそうだけど･･･」
「いやいや、それはもういいよ。君が気にすることじゃないからさ」
「ん、違うの違うの。
これを渡そうと思ってね！」
私は鞄から昨日作ったマスコットサイズのまりんちゃんを出した。
「･･･え？
ま、まりんちゃん？」
「･･･うん、昨日頑張って作ったんだよ」
「え！？なんで！？君･･･僕になんでそんな優しいの？
僕なんて本当最低な人なんだよ？でも･･･なんで？」
「最低なんかじゃないよ。
私は君を最低なんて思わない。･･･少し、私も感動しちゃったんだよね。･･･それにないものがなければ作ればいいでしょ？
私が話を聞いた限り、私が作らないとね！って思ったしさ
･･･あ、いらなかったら捨ててもらってもかまわないからね！」
「･･･ひ、むろさん･･･。
君は僕の為に･･･傷を負ってたんだ。
そんなの･･･僕は･･･」
皆帆くんは私がつくったまりんちゃんを見て、ギュッと胸にあてた。
「･･･君が初めてだよ。本当に･･･ありがとうっ」
皆帆くんは少し涙を流して私に笑いかけた。
「･･･うん」
これで、よかったんだわ。
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瑞稀@アニメLOVE(プロフ) - 剣城とチャラ風www笑いましたw (2015年8月24日 23時) (
レス) id: f15516dc05 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 続き楽しみにしています！時間がある時更新楽しみにしています(o^^o) (2015年6月28日 18時) (レス) id: 758cfb5d91 (このIDを非表示/違反報告)
霧雛岬(プロフ) - 続き気になります！頑張って下さいね♪ (2014年11月8日 23時) (レス) id: f873fcb951 (このIDを非表示/違反報告)
リラ@ホモでもヒロトが好きだ！！← - おお！ついに白竜の活躍が…！← (2014年6月9日 21時) (レス) id: bc72940bdd (このIDを非表示/違反報告)
霧屋りん@ヒビヤ・ヒヨリ(プロフ) - リラ@6/4誕生日！さん» ありがとうございます(^O^)レジスタンス組は大暴れする予定なのでお楽しみ下さい（笑）あ、お誕生日おめでとうございます(^O^) (2014年6月3日 23時) (レス) id: d78f6dc247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧屋りんこそヤンキー校に入学してしまったよｗ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2014年4月11日 20時
