ひとつ屋根の下で (ページ2)

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「「「「「「「ただいま〜」」」」」」」」

『おかえりなさーい』

もう少しで夕食を作り終わる頃、元気な声とともにバタバタとこちらへ駆けてくる音が聞こえた。

jk「ヌナ！ただいま！」

『ふふ、おかえり！』

1番に私のところに来たジェイクはまだ夕食を作っている私を優しく後ろからハグした。

初めの頃はみんなに見られるのもあって恥ずかしかったけど、最近では嬉しそうに喜ぶ彼を見て少しはいいかな、と私もぎゅっと手を握り返す。

jk「！ヌナかわい」

そう言って彼は顔を赤らめると私から離れて、どこかへ行ってしまった。

jw「ヌナ〜今日のご飯は何〜？」

いつの間にか6人はキッチンに来ていた。

『今日はキムチ鍋だよ〜！ごめんね、あともう少しでできるから待っててね』

jw「はーい」

jy「手伝うよ」

そう言って私の横に来たジェイは食器と箸を持ちテーブルへ並べに行った。

『ありがとうジェイ！』

それから５分ほどして、出来たキムチ鍋をテーブルに運んだ。

sn「うわぁ！美味しそう〜」

ソヌは目を輝かせてありがとう！とお礼を言った。

褒めてもらえるとやっぱり嬉しいな〜なんて思いながらみんなの反応を見た。

hs「うま！！永遠に食べれるじゃん」

sn「さすがAヌナ！」

『でしょ〜？たくさん食べてね！(良かった〜！)』

ニキやソンフンも必死に口をもぐもぐさせてたくさん食べてくれた。

jk「今度一緒に作ってもいい？」

ヌナー、と可愛くお願いしてきたジェイクを断るはずがなく

『もちろん！たくさん作ろうね』

と、笑顔で答えた。

僕もしたいです！俺も、とか色んな声が聞こえた。

じゃあみんなで美味しいのいっぱい作ろうね、と返し私もキムチ鍋を食べた。

nk「ごちそうさまでした。おいしかった〜」

sh「もう食べきれない〜」

男の子の食欲というものはすごいもので、あっという間に平らげてしまった。

『みんなが美味しそうに食べてるから作りがいがあるよー！明日のリクエストはある？』

朝は早く夜は遅いという職業柄、仕事で疲れてきた彼らのためにご飯のリクエストを受け付けることも多い。

hs「んー…明日はAに任せていい？」

ヒスンはみんな決まんないみたいだから笑、と少し笑って困った顔で答えた。

『わかった！今日は早めに寝るんだよ〜』

いつもより疲れている表情をしている彼らを見てつい声をかけた。

は〜いと間延びした返事を聞いて、夕食の後片付けを始めた。