＊ｓｔｏｒｙ６３ ページ29
「ほら。こんなに喜んでんだもん。お前がやったってこんなんにはならねーよ」
彼は勝ち誇ったような顔で、旬を見る。
「俺には嫌がっているようにしか見えない」
「だからダメなんだよ…よく見てよ。喜んでるから」
そういうと彼は、今よりもっと…激しく撫で回した。
「…ッ///ぁつ、ん…///」
「もうやめろ…嫌がってるじゃないか…！」
旬がどんなに反抗しても…零斗は、ふはっと嘲笑うだけ。
「負け惜しみめ。…もういい、いこ、A」
「あッ…」
彼は諦めたように言うと、スカートから手を抜き、私の腕を掴み…帰ろうとする。
「榎本！」
私は思わず振り返ってしまった。
旬が…今までにないような大声を出したから。
あの、いつも冷静な旬が…―――――
「そいつは危険だ！今すぐ…離れろよ…！」
彼は大声を出して、必死に忠告してくれた。
けれど、私の答えは…―――
「…ごめん、私…零斗のこと、好きだから…」
私がそう呟くと、零斗は、あははははは、と盛大に笑い…私の頭をぐしゃぐしゃと撫で回した。
ごめんね、旬。
これは彼に脅されてるとかじゃなくて…―――
私の意思で動いているんだもん。
＊
もうそろそろで最終回です。次回作とか考えてます。
作ったら見に来てくれ…ますか…ね…？？(((((○＝(゜∀゜)な訳アルカーイ((○＝(゜∀゜)
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るしふぁー(プロフ) - 萌えました (2021年4月16日 0時) (
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カレン(プロフ) - この話さいこーーーーーーーー！！神だよぉぉぉぉぉぉぉ！！！ (2019年2月22日 9時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
れな - 殺されるのは嫌だけど、こんな感じに愛されたいw (2017年11月23日 23時) (レス) id: dd04f2f859 (このIDを非表示/違反報告)
未奈 - ただただ…怖かったです… (2017年3月8日 1時) (レス) id: 16311fefcb (このIDを非表示/違反報告)
すたぁだすと - ヤバい！小6の私でもハマってしまったではないか!!! (2016年9月26日 12時) (レス) id: baeee8abc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肆 | 作成日時：2013年9月17日 18時
