96、僕side ページ7
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そして今に至るまで、自分の性格を変えてきた。
今ならもう一人のアイツが言っていたことがわかるかもしれない。
"そして俺は―…昔の、君"
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奏人「昔の約束、それは―…」
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覚えてないんだよね、君は。
でも俺は、その約束だけを信じて君に近づいた。
君が、好きだった。
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A「…」
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確かに今は付き合っていない。
それは、Aを傷つけると思ったから。
今は、大切にしたいって思う。
だから。
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奏人「付き合って、結婚すること。
それを、幼い頃に誓った」
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もし許されるのなら。
Aが、許してくれるのなら。
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奏人「俺と、また…付き合ってよ」
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君を、幸せにしてみせる。
好き。
大好き。
それは、記憶を取り戻しても変わらない。
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もう傷つけたりはしない。
絶対に。
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そう思ったのに、Aの目からは涙が零れた。
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momo - 最後ヤバイほど泣きました。 (2018年7月27日 21時) (レス) id: d8ef60a422 (このIDを非表示/違反報告)
Harry - 毎話 ドキドよんでました読んでました。ぜひ卒業後のエピソードも作って欲しいです! (2016年1月24日 9時) (レス) id: 1798b31fcc (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ - 途中からめっちゃ泣いた・・・・ちょー面白い!神作だーーー! (2016年1月6日 2時) (レス) id: beca8f253e (このIDを非表示/違反報告)
プルンプルン - おもろかった〜!(一言でごめんなさい・・・) (2015年5月27日 0時) (レス) id: 67cc3aa9ed (このIDを非表示/違反報告)
ネイ - 途中で泣いてしまいました。でもおもしろかったです! (2015年3月25日 22時) (レス) id: 819368fdfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Raito | 作成日時:2013年3月20日 19時