100、貴方side ページ11
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授業が終わり、今は短い休み時間。
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美波「A…
高木、記憶取り戻したんだね」
A「うん…」
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何故か神妙な空気になる私達。
それを気遣ってくれたのか、美波は明るく言葉を発した。
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美波「なんかさ、高木雰囲気変わったよね!
元気になったというか…。
きっと、Aのおかげだね」
A「もう、やめてよ美波ー」
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あはは、と笑い合う。
きっと美波も無理してる。
だって奏人のことが好…
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美波「さぁーて、あたしも彼氏つくるかな!
ねぇねぇ、隣のクラスの○○くんって格好良くない?!」
A「えぇっ?!う、うんそうだね」
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何なんですか貴女ー!
私の心配は?!
さっきまでの神妙な空気は一体何の為ですか?!
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美波「…あたしは」
A「え?」
美波「今は、Aの笑顔だけ見れればいいから!」
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そう言ってニッと笑う美波。
…もう、結局なんなのよ。
でも彼女なりの応援なんだろう。
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A「ありがとね、美波」
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だから私は、精一杯の笑顔彼女に向けた。
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momo - 最後ヤバイほど泣きました。 (2018年7月27日 21時) (レス) id: d8ef60a422 (このIDを非表示/違反報告)
Harry - 毎話 ドキドよんでました読んでました。ぜひ卒業後のエピソードも作って欲しいです! (2016年1月24日 9時) (レス) id: 1798b31fcc (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ - 途中からめっちゃ泣いた・・・・ちょー面白い!神作だーーー! (2016年1月6日 2時) (レス) id: beca8f253e (このIDを非表示/違反報告)
プルンプルン - おもろかった〜!(一言でごめんなさい・・・) (2015年5月27日 0時) (レス) id: 67cc3aa9ed (このIDを非表示/違反報告)
ネイ - 途中で泣いてしまいました。でもおもしろかったです! (2015年3月25日 22時) (レス) id: 819368fdfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Raito | 作成日時:2013年3月20日 19時