４２、貴方ｓｉｄｅ ページ25
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美波「あ、もう予鈴だから席に戻るわ！」
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時計を見ると、もう5分前。
話し込んでるとあっという間だね。
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美波は結局、奏人のことは諦めるそうだ。
なんか悪いことしちゃったな…と、
心の中に黒い霧がかかる。
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A「二人とも、遅いなぁ…」
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両隣の奏人と燐人はまだ帰ってきていない。
何かあったのだろうか。
そのまま本鈴が鳴る。
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先生「授業始めるぞー
…高木と永田はどうした？」
その時、教室のドアが勢いよく開いた。
入ってきたのは…
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奏人「すみません、遅れました。」
いつもの余裕そうな顔の奏人だった。
燐人は…？
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先生「高木、永田がどこにいるか知らないか？」
奏人「…俺が知ってると思いますか？」
あ、俺奏人だ。
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先生「はぁ…仕方ないな。
柏木！探しに行って来い」
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A「えっ…」
なんで私なんですか。
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先生「隣の席だし調度良いだろう。
早く行け！」
A「はーい…」
全く、人使い荒いんだからくそティーチャーは…
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奏人「…A」
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席を立ち、教室を出ようとした時奏人に話しかけられる。
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奏人「永田は、多分保健室にいる」
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囁かれた言葉。
奏人の表情は見えなくて、
どうして教えてくれるのかはわからなかった。
ただ、奏人の言葉を信じて…
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A「…ありがとう。」
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目的地へ、向かうしかない。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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Raito(プロフ) - ILOVE翔くんさん» 永田くんだぁ(笑)もちろんOKですよ！是非タメでお願いしm(( (2013年4月4日 23時) (
レス) id: 9908ec612e (このIDを非表示/違反報告)
ILOVE翔くん(プロフ) - Raitoさん。その…友達になってください!!（あれ?永田っぽい?） (2013年4月4日 18時) (レス) id: 683e9069bf (このIDを非表示/違反報告)
ぷちしょこら(プロフ) - たのしみでふ続き (2013年2月10日 21時) (レス) id: 1e14bf3445 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - いやいや 別にいいよ。 あと 新作よむよ〜！楽しみ！！ (2013年2月10日 21時) (レス) id: 87cdbe3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - うわああああ！！これからの展開がすごく 気になります。 (2013年2月4日 20時) (レス) id: 87cdbe3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒａｉｔｏ | 作成日時：2012年9月27日 22時
