３８、僕ｓｉｄｅ ページ20
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A「わかった。」
そう言った瞬間、唇に柔らかい感触が伝わる。
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まさか本当にやるとは思わなかったな…
嬉しいけど、嬉しくない。
これが終わったら
Aは離れていってしまう。
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だから、これくらいは許して―…
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A「…ｯ…んん?!」
僕は、Aの少し開いた口の中に舌を押し込んだ。
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絡み合う舌。
Aも受け入れてくれているみたいだった。
一瞬でざわめく教室。
もちろんこの様子を見ていたあいつも…
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燐人「…ｯ…」
悔しそうな顔をして、俯いていた。
…ざまあみろ。
もうほんとバレバレ。
Aとお前が話している時から、気づいてたよ。
ああ―…こいつも、Aが好きなんだなって。
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でも、Aは僕のもの。
ねぇ、そうでしょ―…？
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A「ﾌﾟﾊｯ…はぁ、はぁ…
奏人、これでいいでしょ…？」
30秒経った。
約束は約束だ。
だけど…
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奏人「んー、どーしよっかな？」
僕がそんなのを守る人だと思った？
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A「えぇぇぇ?!」
奏人「約束は、破る為にあるんだよ♪」
でも。
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A「そんな…頑張ったのに…」
ちょっとぐらいなら許してあげるよ。
頑張ったご褒美―…ね？
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A「ひゃっ?!」
僕はAの耳元にキスを落とした。
そして―…
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"…少しだったら、許してやる"
そう囁いた。
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Aの赤い顔を見るのは何度目だろうね。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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Raito(プロフ) - ILOVE翔くんさん» 永田くんだぁ(笑)もちろんOKですよ！是非タメでお願いしm(( (2013年4月4日 23時) (
レス) id: 9908ec612e (このIDを非表示/違反報告)
ILOVE翔くん(プロフ) - Raitoさん。その…友達になってください!!（あれ?永田っぽい?） (2013年4月4日 18時) (レス) id: 683e9069bf (このIDを非表示/違反報告)
ぷちしょこら(プロフ) - たのしみでふ続き (2013年2月10日 21時) (レス) id: 1e14bf3445 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - いやいや 別にいいよ。 あと 新作よむよ〜！楽しみ！！ (2013年2月10日 21時) (レス) id: 87cdbe3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - うわああああ！！これからの展開がすごく 気になります。 (2013年2月4日 20時) (レス) id: 87cdbe3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｒａｉｔｏ | 作成日時：2012年9月27日 22時
