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「え…？！」
私は心臓がドクン、と高鳴るのを感じた。
ヤバイ…もしかして、ばれたの…？
でも、私はなるべく彼の前では優弥を見ないようにしているし…話題も出さないようにしている。
私って、そこまでわかりやすい人だったっけ…？？
「どうなの…？いるのかいないのか、答えてよぉ…」
まるで甘える子犬のように言い、彼は私を抱きしめる力を強くする。
その行動で、私の心臓の高鳴りは勢いを増す。
何なんだよ、一体。こんなこと、優弥にやられた方が断然嬉しいはずなのに。
何で私の心臓はドキドキ言ってるんだよコノヤロー！！
「ねぇ、早く…」
そう言いながら、耳元に息を吹きかける彼。
「にぎゃんっ？！」
突然のことに、私は変な声を出す。
そこで、私は決心した。
…ここは正直に言ってしまおう。
じゃないと私の心臓が精神的に持たない！！！
「い、いるよ！！解ったから…放して！！」
私はもうオーバーヒート寸前だった。
これが聖だったから長く持ったものの、優弥だったら即死だっただろう。
…でも、これでいいんだよね。
だって、いるのかどうか聞かれただけであって…「誰」とは聞かれてないんだもん！！
私が答えると、彼は「ん…」と言いながら離れてくれた。
「っちょ…何してくれたんですか聖！急にそんなことしない…って、聖…？」
わたしは解放されて１秒もたたぬ間に彼の方に振り返り、抗議。
本当ならガミガミというが…私が途中で言葉を切ったのには、訳がある。
――――――彼が、俯いていたのだ。
いつもバカみたいに元気な彼が、表情を隠すためか俯いていて…
「…そっかぁ…いるんだね…」
彼は顔を上げて――――何故かすごく悲しそうな顔をして、そう言って…立ち去って行ってしまった。
「えっ…」
立ち去る姿はまるで、告白して、フラれ悲しんでいる女子のようだった。
聖…一体どうしたの…？
――――忘れ物、取りに来たんじゃなかったの…？
そう思ったが、まだやるべきことを終えてない。
私は落としたほうきを拾い、掃除を再開した。
…週直の仕事をこなしている間、彼の悲しそうな顔が脳裏に焼き付いて離れなかった。
＊
主人公ちゃん鈍いでしょ…そこは気づいてあげようよ！！(汗
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* - ごめんなさい…小説ではなく、小説風でした… (2019年2月23日 16時) (
レス) id: d088684f45 (このIDを非表示/違反報告)
* - …動物を○してるなんて読みたくなかった…きっと動物が好きな人が読んだらとても不快な気持ちになるんでしょうね…。…ごめんなさい動物を…○してると言うのは幾ら小説でもどうしても嫌だったので… (2019年2月23日 16時) (レス) id: d088684f45 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 途中でイカサマライフゲイムありました…よね？ (2014年5月26日 22時) (レス) id: 81ea943e07 (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ ―funf―(プロフ) - まこさん» コメ有り難う御座います！…？ああ、それですか？！優弥君の噂になってるヤツですよね？！ ﾒ木几又 ←を組み合わせてできる漢字を当てはめると意味が通じます。ｽｲﾏｾﾝ、解りづらくて。この解説を加えておきますです。 (2014年4月9日 18時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - ば◯してるってなんですか？ (2014年4月9日 1時) (レス) id: 70dbef6ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肆 | 作成日時：2013年12月25日 18時
