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「「さよーならー」」
帰りの挨拶が教室中を満たし、その数秒後に各々は好きな行動をとっていった。
「優弥―――ッ！！」
私は帰りの会が終わるや否や、彼氏となった優弥の元へと向かった。大声で名を呼びながら。
周りの人たちが、声が大きすぎることを迷惑に思ったのか驚いたのか、こちらを一瞥するが、気にも留めない。
「何？Aちゃん」
彼は薄く笑いながら応答した。笑顔が格好いい。たとえ薄くとも。
しかし、Aちゃん…私はその呼び方に、少し不満を抱いた。
悪い気はしないけど…何かこう…疎遠な感じがする…
「…あの…Aでいいよ…？ていうか、そう呼んでくれた方が嬉しい、かなっ？」
「そうなのか？じゃぁそう呼ばせてもらいますわ。Aー？」
彼はニコッと笑い、私の名を１文字ずつ伸ばしながら言った。
その言葉に心臓の鼓動が速くなる。
待って…待って待って待ってぇぇぇぇぇ！！
その笑顔、反則だから！しかも１文字ずつ伸ばして言うとか…言い方が可愛い！！
やばいやばいやばいやばいやばい…！！！
今すぐに、ここで萌えすぎて倒れるところ…を、堪え、私は言う。
「あ、有難う…っ。…それでさっ！今日…というか毎日さ…一緒に帰ろうよ！！」
ぱぁっと笑顔を浮かべて誘う私。
一度でいいから…なんかこう、彼氏と一緒に帰ってみたかったんだ！！
よく漫画なんかで描写されるシーン。それを、体験してみたかったんだ。
まぁ、優弥がＯＫしてくれたらの話なんだけど…
…彼は、私の予想を裏切らず。
「いいよ。俺も、Aと帰りたかったから」
ＯＫを出してくれた。
ヤバイ…生きている中で、一番幸せな瞬間かも。
「有難う！じゃさ、早速…帰ろっ！！」
＊
１文字ずつ以下略 というのは、例えば名前が「あい」なら「あーいー？」って感じ。
名前変換なので…打てないんですよ…脳内補正でお願いします！！
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* - ごめんなさい…小説ではなく、小説風でした… (2019年2月23日 16時) (
レス) id: d088684f45 (このIDを非表示/違反報告)
* - …動物を○してるなんて読みたくなかった…きっと動物が好きな人が読んだらとても不快な気持ちになるんでしょうね…。…ごめんなさい動物を…○してると言うのは幾ら小説でもどうしても嫌だったので… (2019年2月23日 16時) (レス) id: d088684f45 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 途中でイカサマライフゲイムありました…よね？ (2014年5月26日 22時) (レス) id: 81ea943e07 (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ ―funf―(プロフ) - まこさん» コメ有り難う御座います！…？ああ、それですか？！優弥君の噂になってるヤツですよね？！ ﾒ木几又 ←を組み合わせてできる漢字を当てはめると意味が通じます。ｽｲﾏｾﾝ、解りづらくて。この解説を加えておきますです。 (2014年4月9日 18時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)
まこ - ば◯してるってなんですか？ (2014年4月9日 1時) (レス) id: 70dbef6ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：肆 | 作成日時：2013年12月25日 18時
