異変に気付いてしまいました。 ページ9
「Aさんに諸伏警…ッ諸伏さん！？」
良く言い直したコナン君ｯｯｯ
「如何して此処に？」
「…江戸川君、見て分からないの？」
どう見たってデートでしょ…呆れる様に話した哀ちゃんに、高明さんが同意した。
「今回はAさんからのお誘いで…」
『…高明さんそれは言わないでッ』
普通に照れくささが勝ってしまった。
哀ちゃんとコナン君が私達に呆れる中、私達を呼ぶ子供達の声、振り返った先は観覧車内部のエスカレーターが外から見える場所だ。
コナン君が、私の後ろで叫んだ。
「元太戻れ！」
「危ないッ！」
哀ちゃんとコナン君の叫びに、元太くんがエスカレーターから乗り出したその時だ。
『元太君！』
落ちる寸前の彼を助けたのは…マーク�兇魃薪召靴討い燭△僚�性だ。
普通、空中で子供をキャッチするだなんて…――
只者じゃない
…係員の言葉に便乗するかの様に私や高明さんも子供達と共に医務室に向かう
道中哀ちゃんの表情は、著しくない。
「阿笠さん…大丈夫ですか？」
「これは諸伏さん、お気遣い有難うございます…」
子供達が阿笠博士の怪我について言っているけれど、これだけは大人として話さなければならない。
…まぁ、要約すると説教である。
『阿笠博士は乗り出した元太君を止めようとした結果、元太君の蹴りで頬に傷が出来たのよ？』
それにね？
『…博士は皆と違って、回復には少し時間が掛かっちゃうかもしれないから、そうやって言ってあげないでね？大人は子供の頃みたいに怪我の回復は早くないの…』
だから博士の事、少し労わってあげてね？
「そうですよ？…それに阿笠さんが怪我をしてしまうと、君達を自宅に連れて帰れる大人の人が居なくなってしまう訳ですから。」
高明さんの言葉に博士御免ね、すみません…等々反省を示す子供達はまだいい子達である。
『じゃあ、反省会はおしまいね？』
観覧車、乗りに行こう…―――
「待って！…江戸川君、ちょっと話が…。」
話の流れでそう零した私に、待ったを掛けたのは哀ちゃんだ。
「それじゃあ…我々だけでも先に「駄目よッ！…待ってて博士。」あ、あぁ…」
哀ちゃんの態度に困惑する皆、そんな皆に再び待ってあげてくれる？と私が告げれば、不服そうではあったが頷いてくれた。
…まぁ、勿論高明さんも哀ちゃんの態度に疑問を抱いている訳だけど。
これは私も、江戸川君側に居るべきかしら？
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明里香(プロフ) - 敏腕ハッカーは実はFBIでしたの話、誤字がありました。「良くぼえている」ではなく、「良くおぼえている」です。 (2020年10月12日 23時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 夢主おめでとう！！ いよいよ、キツツキの話しになりましたね。続き頑張って下さい (2020年7月20日 16時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
0 - いつも見させて貰ってます！遂におめでたまで来ちゃいましたね！ (2020年7月19日 21時) (レス) id: 1a69c27b8d (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - いっやぁー！おめでた！！ (2020年7月19日 14時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
咲羅 - 続編おめでとうございます！遂にVまで来ましたね！高明さんの出番が多くて嬉しいです…！！これからも応援し続けます！無理のない範囲で更新頑張って下さい！コメント失礼しました。 (2020年7月5日 9時) (レス) id: 48e957b094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年7月4日 15時
