手当を受けていました。 ページ2
「リビングに集まりましょう。」
この暗がりの中、1人になるのは危険だわ。
由衣ちゃんの言葉に激しく同意であるけど…――
『どうしよ…由衣ちゃん。高明さんに心配掛けちゃう…』
「もう全部話しますからね？」
『由衣ちゃんそんな…ッ』
見逃して欲しいと思ったけれど無理である事は目に見えて分かる。
―――――――
「スッパリ斬られているけれど…傷は浅いみたいね…蘭ちゃん、消毒液をお願い。」
「はい…ッ」
そんな会話を背に此方は斬られてしまった傷口をみては顔を青ざめたのは仕方がない。
だってそこには、9年前の銃弾の痕が残っている場所だったんだから…
「少し染みますよ…？」
『…うん、大丈夫。』
それにしてもホラゲみたいに良く声が出たわね私…
「なぁ…本当にこの一帯、停電しているのか？」
「変電所に雷が落ちて…復旧には暫く掛かるそうよ？」
嘘でしょ？と心では大絶叫待ったナシ
真純ちゃんや由衣ちゃんの言葉に此方は叫び出したい衝動をグッと押さえつけた。
「でも…Aさん、さっきのはやっぱり赤女なんじゃ…」
『仁田君、それはないよ…赤女自身、由衣ちゃんが言ったように15年前に亡くなっているのなら…私の推測した事に、辻褄がピッタリ当て嵌るしッ…いッ！？』
「御免なさい…！少し染みたかしら…？」
『ううん気にしないで…？』
それにこの立ち位置…本来なら澄香ちゃんポジだったのよね…？なんて頭の隅で考えながら怪我の手当をしてもらう。
「真逆…DNA鑑定で使ったへその緒が、別人のモノだったとか…？」
珠美ちゃんの言葉に由衣ちゃんがそれは無いわと否定をした。
「あのへその緒は、赤女の母親が娘の死を認めたくなくて…警察への提出をずっと拒んでいたモノだと、親族からの証言も貰っているし…」
ただ妙な事もある。
それが此処10年以上この時期になると度々報告される�猜盟餽咾蕕鍬瓩了�らしい…。
『それに付いては私も少し気にはなってはいたのよ…』
「詳細を話してしまえば、誰かが鍵をこじ開け…こっそり入って、暫く住んでいた形跡があって…森の中で�猊垉ぬ�な人影�瓩鬚澆燭辰鴇攜世皀船薀曠蕕△辰燭�ら…だから長野県警も、沼に沈んでた白骨遺体が赤女だと決め切れなかったの。」
「じゃ、じゃあ…さっき私が窓から見たのって…？」
「そ、園子…ッ」
うん、それは間違いなく私を襲った女ですよねー…って言ってやりたい気持ちで一杯デシタッ
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咲羅 - コメント失礼します。更新が１日に何回もあって嬉しいです！そろそろ高明さん、出てきて欲しい…ルパンも出てきたりするんですかね…？正座待機して待ってます！更新頑張って下さい！ (2020年6月27日 19時) (
レス) id: 48e957b094 (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - はるかさん» はるか様コメントありがとうございます！発狂していただいて嬉しい限りです！(ワクワクドキドキ大好き人間)のんびりとですが更新頑張ります！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
はるか - コメント失礼します。今までで見てきた作品の中で一番素敵だと思っています 読んでて思わず発狂しそうです、、、！ (2020年6月27日 16時) (レス) id: b682e16ecf (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - 鈴桜さん» 大変な真実が露見致しましたねｯｯｯ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - 咲羅さん» ありがとうございます！ゆっくりですが頑張ります！ (2020年6月27日 15時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年5月31日 21時
