再会を渋るモノがありました。 ページ26
「これって真逆？！」
「人の血！！？」
『「ラッカーね/だよ。」』
コナン君がラッカースプレーの口の色と壁に染み渡っている赤色が同じだと指摘
周作さんの仕事部屋
此処にも見覚えがある…―――
でも部屋の真ん中にあるのは。
異様に背中合わせにさせられたモノクロの椅子が二脚
白い壁側には黒い椅子。赤い壁には白い椅子。向き合って釘打ちまでしてある。
由衣ちゃんの説明によれば…被害者。周作さんは白い椅子に座って息絶えて居たそうだ…
やるせない気持ちがドッと心に流れ込む
「この部屋には盗聴器が仕掛けられていたからな…」
犯人から誰かに向けてのメッセージ…―――
在ったのに、無かった様にしたからこそ分かったダイイング・メッセージなんだろう
周作さんは、チェスが得意だったな…
何時も三歩以上先の手を読んでいる、そんな人だった。
「分かるも何も…そのメッセージは赤なんだから明石って男が『毛利さん。その餓死させられた被害者が明石さんですよ。』え？！」
『それに葵ちゃんの苗字も明石…でも3年前。心臓発作で彼女は亡くなったわ。』
本来の道筋とは違い、倉庫で亡くなることはなかったのだけれど
葵ちゃんは誕生日にちゃんと明石君の描いた肖像画を受け取っていた
だからこんな事件は起きないと思ったのに
『…心臓が弱かったの。葵ちゃん…危篤の連絡は主人の明石さん、周作さんから貰ってた。』
でも当時私は東都に出張中、帰りに事故に遭って…―――
『…気が付いた時には丸一日病室で寝ていたらしいの。唯深夜に、葵ちゃんの事で頭が一杯だった。急いで向かっている最中だったのは憶えているんだけど。』
その事故に在った出来事は何も…――
ほんの少しの嘘を交えて真実を話す。
「犯人は赤の他人とか…！」
毛利さんそれはちょっと無いんじゃないだろうか
呆れる私と毛利さんに食い気味に怒る大和君。
「賢に見えんと欲してその道を以ってせざるわ…猶いらん事を欲して之が門を閉づるが如し…――」
待 っ て 死 刑 宣 告 じ ゃ な い ？
サッと毛利さんの陰に隠れたのは仕方がない。
だってね？
この状況宜しくないじゃない？
「今の毛利探偵に対する君の言動は…無礼極まりない。」
古い友人として、恥ずかしく思いますよ？
「…敢助君。」
「何しに来やがった、所轄は引っ込んでろ！」
わぁ…大和君。今凄く〇棒みたいな事言ったよ…？
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喜怒哀楽(プロフ) - 鈴乃音さん» 鈴乃音様重ね重ねご心配ありがとうございます！ (2020年5月4日 21時) (
レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
鈴乃音(プロフ) - 喜怒哀楽さん» 怪我を治してからからでも良いからゆっくり休んで下さい。気長に待ってますので (2020年5月4日 20時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - 鈴乃音さん» 捻挫でございました。結構同じ足を捻挫してしまうので治りが遅くて…鈴乃音様重ね重ねありがとうございます。ゆっくりではありますが更新していきます！！ (2020年5月4日 20時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - 咲羅さん» 咲羅様コメントありがとうございます！沢山いろんな作品を読んでくださりありがとうございます！ゆっくりではありますが更新頑張ります！ (2020年5月4日 20時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
鈴乃音(プロフ) - 喜怒哀楽さん» え……足大丈夫ですか！！捻挫なら歩行するのは大変だから気おつけて下さい。この作品も凄く面白かったです！続き頑張って (2020年5月4日 12時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年4月29日 2時
