花里みのりの末っ子は病んでいた。 (ページ2)

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日常ページ2

ピピッピピッ

『ふわぁ……』

むにゃむにゃ…

眠いなあ…

でも、学校行かないと…

私は制服に着替え、髪を整え、リビングへ向かう。

ガチャッ

みのり「あっ、おはようA！」

『ｯ…おはよう…お姉ちゃん…』

みのり「いい朝だね！！」

『う、うん…っ』

あーあ…

会いたくない人にあってしまった。

お姉ちゃん…。

母「おはよう、ふたりとも」

みのり「あっ！おはよう！お母さんっ！」

『ｯ…お、おはよう…お母さん…』

母「ふふ、おはよう。私はお仕事に行ってくるわね。テーブルに朝ごはんあるから」

みのり「はーい！」

『はーい…』

いやだなあ…

二人だけはすっごく気まずい…

でも…しょうがないか…

母「じゃあ、いってきます」

A、みのり『「いってらっしゃーい！」』

さて、朝ごはんを食べるか

みのり「あ、今日は、Aの好きな食べ物が入ってる！良かったね」

『ありがとう…』

お姉ちゃん、私のこと嫌いなくせに…

構ってくれないくせに、

なんでよく話すんだろう。

私は、お姉ちゃんがワカラナイ―――。