不幸体質【ヒロアカ】 (ページ3)

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自己紹介ページ3

ふわふわと夢心地
あー、気持ちいい。なんて暖かいんだ
もふもふの毛玉に囲まれている様な…
そんな感じ──────────────

『ひぎッ！？』

ふわふわと浮いていた意識が一気に引き戻される
変な声？知るかよンなもん

それよりだ。思い切り尻尾を引っ張られた
なんてこったパンナコッタ痛い尻尾がもげる

『ッつァ〜…取れるかと思った……』

涙目で上を見上げるとめちゃくちゃ不機嫌そうな男子が二人。一人は紅白野郎、もう一人は……犬？

「おい、起きろっつってんだろ！！」

……誰やこいつ。
犬臭い。犬臭いぞこやつ

『知らないのか猫は夜行性なんだぞ』

「ンなもん知るか」

『あらやだ横暴』

猫はこう言うタイプの人間嫌いだ絶対
それは私が自由放任主義ってのもあるかも知れないけど。ただ暴君は好きじゃない嫌いだ(２回目)

『……そうですかでは』

取り敢えずクラスメイトからの視線が痛いのでゆっくり顔を下げて机にうつ伏せになろうとした。
そう。した(・・)

一瞬。ほんの一瞬空気の流れが変わった
毛が逆立った私はすぐ様重力操作を使いその席から離れる。次に足を付いたのは何ならガールズトークが繰り広げられている女子達の中心にある机の上

『……あめいじんぐ』

緊張を崩さないまま自分の机を見れば黒く焦げていて所々破損している。…今、彼の手が爆発した。ただ彼は少し驚いた顔でこっちを見ている。その手に怪我はない
……そう言う個性なのか。理解理解

「おい、急にやったら危ねぇだろ」

「あいつが起きねーのが悪ィわ！！」

手からボンボンとちっさい爆発を繰り出す彼と右半身から冷気を発している彼。
……え、何あれ個(人の)性(格)濃すぎじゃん
個(人の)性(格)濃すぎくんだよ

「…あ、、あの！大丈夫やった？」

声がした方を見れば茶髪の子。
……騙されやすそうな顔してんなぁ…(失礼)

『見ての通り無傷なんで大丈夫』

へらりとした笑みを貼り付けて手を振ってみせるとほっとしたのか胸を撫で下ろした。うわここに居る女子達発育の暴力かよ

「にしても、猫耳って可愛いねー！」

「触った感覚はあるのかしら」

私を他所にどんどん会話が進んでいく。
最近のJK怖い何考えてんのかわかんない怖い

「私、麗日お茶子って言うんよ！」

笑顔でこちらを見る麗日サン

『私は重操A。よろしくね』

私、きっと気味悪い笑顔浮かべてんだろうなァ