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と、その時ーー
「３番バッター春選手！」
先ほど南の置いたペットボトルを拾って
急に叫び出す春。
「ちょっと！ペットボトル取るなよ！」
と、ボールを持った鈴音が言う。
「春何やってんの！？」
「アイキャッチは？」
という皆の言葉を無視し
「まぁ私の持ってるペットボトルに
当ててみなって」
と言う春。
まぁいいかと思い
凄い勢いでサーブをする鈴音。
ﾍﾞｼｬ
「打ったー」
形が変になったペットボトルを無視して
春のテンションに乗ってきた南が
解説を始める。
「走れー春ー！」
だんだんテンションが上がってきた
麻瑚も続く。
「一塁！」
春は手を挙げて広場にあった
石で出来た椅子に飛び乗った。
「次ー！バッター麻瑚！」
声を張り上げて鈴音が
次こそは打たせないと言わんばかりの表情で
麻瑚を呼ぶ。
結局アイキャッチはせずに
ルールも分からないまま野球へと発展した。
「打てー！」
さっきからずっと同じような応援しかしていない南。
「次こそは」
何故か１度も選手交代のない鈴音。
「ゔおりゃ！」
なんとも不思議な声を発し
盛大に空振りした春。
「春の仇討ち！」
と言ってバット…いや違う、ペットボトルを
振る麻瑚。
ｸﾞｼｬ
あっペットボトルが…
じゃなくて麻瑚がホームランを打った。
「麻瑚！走るぞ！」
麻瑚と春が同時に1塁へとかける。
「此処！」
此処2塁じゃね？
と言いながら別の石を指す南。
「はぁはぁ…って」
ボールを拾って戻って来た鈴音。
鈴音が目にした光景は、
「12塁まで来た！」
「まだ此処にも石〜！」
…
そんなにねぇよ、と思い
追いかけるのを諦めた鈴音は
１人我に戻った。
「なにやってんだ…」
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東雲 南(プロフ) - JACKさん» ありがとうございます。頑張ります！！他にも何かあったらどんなことでもいいので言ってもらえると嬉しいです！ (2017年7月2日 8時) (
レス) id: 013eb1ffda (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 東雲 南さん» よかったです、楽しみにしています(*^ω^*) (2017年7月1日 21時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
東雲 南(プロフ) - JACKさん» 全然大丈夫ですよ！ありがとうございます！ (2017年7月1日 21時) (レス) id: 013eb1ffda (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - よく読み返してみたらなんか上から目線っぽいです！あああ、すみませんお気を悪くなされたらすみません！ (2017年7月1日 19時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
JACK(プロフ) - 東雲 南さん» そうですね…脚本を自分たちで考えてやってみるというのが見たいです。高校演劇はあまり童話とかはやらずに普通の日常とかを演じて伝えたいこと(家族愛など)をテーマに書いていくというものが多いので悩む部員の姿が見たいです！(説明力皆無) (2017年7月1日 19時) (レス) id: b7e803d802 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南城 x他1人 | 作成日時：2017年5月31日 22時
