常連さんの君。 (ページ11)

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私「ッッ？！？！」

私は女3人組に囲まれ、人気の無いところへ連れ込まれた。

私「ちょっとなんなんですか？！」
女1「なんなんですかはこっちのセリフよ」
女2「さっき、湧くんがあなたに手を振ってたわよね？」
女3「柳田くんもあなたのこと見てたわ。」
私「だからなんですか？？」
女2「だから何ってあんたね…」
女3「あんた、あの2人のどっちかと付き合ってるの？」
私「付き合ってないです」
女1「なら誤解されるようなことしないでくれる？」
女2「そうよ、本人達にも迷惑よ」

そうか。この人たちはあの2人のファンなのか。
お2人とも人気すぎますって…

女3「あんた聞いてんの？！」

女は手を振りかぶって私をビンタしようとした。

男「あ！いた！！！」

女1「えっ？！？！湧くん？！」

え？！なんで湧くん？！

湧「もう、こんなところにいたの？」

湧くんは私の腕を引く

女2「ちょっと待って、どういう関係？！」
湧「ああ、いとこです。ちょうどこっちに遊びに来てるらしくて。」
女3「え、いとこ？」
湧「はい。まさかだけど僕の大事ないとこを傷つけたり…なんかは…」

女達は全力で首を降った。

湧「ほら、こっちだよ」

そう言って湧くんは私の腕を引きその場から立ち去った

私「あの、助けてくれてありがとうございますﾍﾟｺﾘ」
湧「なるほどね～」
私「？？？」
湧「マサが練習や試合を見にこさせない理由が分かったよ。」
私「え？あの、、」
湧「マサはファンがAちゃんに嫉妬して逆上して君を傷つけてしまうことを恐れたのか」
私「え、、」
湧「君愛されてるねー」

じゃ。と言って湧くんはそのまま練習に戻った。

そしてそのまま私も麻衣の所へ戻った。

麻衣「遅いよー！練習始まってるよ？」
私「あぁ、ごめんごめん。」

戻ってきた頃にはもう練習が始まっており、湧くんも何事も無かったように練習している。

そしてあの襲ってきた女3人も何事も無かったかのように練習をみて騒いでる。

私「女ってこっわ～～」
麻衣「ん？何か言った？」
私「あ、いやいや何でもない！」

麻衣に言ったらきっとあの女3人に何か言いに行ってしまいそうで怖かったので内緒にしておくことにした。

そんなこんなで練習も終わり私たちは帰ろうと外へ出た。