【BTS】憧れは男子校。

22 あっさりと。 ページ22

《チェ・A》




テテ「A、早く行こう！！遅れるぅー！」



グイグイ腕を引っ張ってくるテヒョナ。



A「う、うん...」



仕方なく更衣室まで行くことにした。



一応ラッシュガード持ってきたんだけど先生の許可がおりるかどうか...



事前に許可とっておけば良かったんだけどさ...



さすが私。許可とるの忘れておりました。



ジミン「プール嫌い？」



グク「泳げないの？」



テテ「水嫌い？」





じっと私を見つめる3人。




A「いや、そういう訳じゃなくて...」




その時丁度、プールに向かう体育の先生が通った。




A「あ！先生！」



体育先生「お、どーした？」




A「ラッシュガード着ても良いですか...？」



体育先生「あぁ、別にいいぞ。」




っしゃぁあーーー...！



良かったぁ...




結構あっさりだったなぁ。



ジミン「え、なんでラッシュガード？」



テテ「日焼け、やなの？」



グク「取りあえず走らないと間に合わないよ！」




3人とも一気に速度をあげた。




A「うぇっちょっと...！」



成長期男子の全速力に追い付けるわけなくて、私だけおいてけぼりになる。



A「うぉおっ...！」



それに気づいたのか、私の手を引いたのは四次元ベイビーのテヒョナ。



軽々と持ち上げておんぶした。


テテ「しっかり捕まっててね...！」



背中広くて暖かいし、ふわふわと動く髪の毛から良い匂いがする。




少しキュンとしたってことは黙っておこう。

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