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52日目 ページ22

中也side


社長)「なるほど。私は用事があるから
街に出る。その間考えといてくれ。」


乱歩)「分かった。
Aについてはさっき話した通りさ。
あとは些細な予想だけどね…




これから、Aは表で行動するよ」

太宰)「外に出てたら会えますか…ッ!?」

乱歩)「そんなヘマ、すると思う?」

中也)「お前知らねぇだろ、彼奴
全く失敗しねェよ。」


そうだ、俺は太宰より長く一緒にいるから
分かるんだ。


…家族よりも仕事の方が上なんだ。

太宰)「けどね、出ていくメリットがない。
ポートマフィアにいて損は無いからね。」


中也)「何故だ…何故あんな奴の処に……」

許さねェ。俺の元を離れるなんて。

彼奴も女だ。いつ何があるか分からないのに…
彼奴は美人だ。何かあったら…


太宰)「中也も変わったねぇ…笑
Aを拾った時は"こんな奴"って
思ってた癖に。今ではもう………」

うっせぇ。まじでうぜぇ。

中也)「うっせぇな。黙ってろ。」


太宰)「お、認めるってことかい?」

違ぇよ糞鯖。
違ぇからな…?図星なんかじゃねぇよ?


………図星じゃないからな。



中也)「違うからな!!!!
兎に角Aを探すぞ。時間はねェ」


乱歩)「あ…大変だ。ヤバいぞ……!」

は?

谷崎)「大変です!!!!!









社長が!巷で噂の異能者狩りに
やられました!今、与謝野さんが!!」



乱歩)「太宰、素敵帽子くん。
多分Aだ、その犯人。
まぁ、もう1人居るだろうけどね。」


太宰)「Aが社長を…?」

は?慕ってたって聞いたぞ?

彼奴誰とでも話すからな。
動物とも、植物とも、食べ物とも。


この前、
『このチョコきな粉醤油ごま油蒸しケーキ
美味しいねぇ!そう思わない?ケーキちゃん

え、思わないの!?貴方けーきちゃんでしょ!?

この食べ物になったこと納得してないって?
大丈夫だよ、私は嬉しい。
えー、ホントだよ?ふふふ、良かった。』

って1人で言ってたんだぞ?
朝の3時37分46秒に。

可愛くて可愛くて寝れなかったぜ。



与謝野)「大変だ!!妾の異能でも
治らない!これは異能による襲撃だ!!」


pururururururu

中也)「はい、中原ですー。
え、は?マジかよ…分かった。そのうち向かう






ウチの首領が刺された。」






Aを奪い合いか?
ってことはこれは……

「「「A戦争!?!?!?」」」



これは負けられない。

絶対負けない。Aは俺のものだ。

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作者名:ゆーき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年12月25日 21時

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