Story five. ページ6
ｴｰｽ｢うわ、Aさん寝癖すごいっすよ｣
そう言って私の頭をふわりと撫でるエースくん
『うわ』
ｴｰｽ｢え、うわって、地味に傷付いたんすけど｣
『ご、めん、あんまりそういうの慣れてない…ので』
ｴｰｽ｢え、もしかして…照れてる？？｣
ニヤニヤと笑いながら私の顔を覗き込んできたエースくん
『まさか、変な意味で捉えないでくれたまえ、私はされる側じゃなくてする側だったんだぜよ』
ﾃﾞｭｰｽ｢何だその変な口調｣
『言葉の暴力〜』
ﾃﾞｭｰｽ｢暴力！？いけない。僕は優等生…｣
自分で優等生って言ってる〜と笑っているとドアからユウくんがひょこっと顔を出した
ﾕｳ｢Aさん、早く食べないと、本当に遅刻しますよ｣
『ソーリーマイエンジェル』
そう言って駆け足で談話室に向かおうと部屋を出ると待ち構えていたユウくんに固いパンを口に突っ込まれた
ｴｰｽ｢え！お前らまだ飯食ってなかったの！？むご｣
後からやってきたエースくんにも残りのパンを突っ込み、ユウくんは私の手を引いて走り出した
ﾕｳ｢始業まであと15分です、全力で走れば、きっと間に合います｣
『思ったより遅刻だね！全力で走るなんて、中3の体育以来！』
あはっと笑うと笑っている場合ですか！と怒られてしまった
ユウママは今日も元気。
少しすると、追いついたデュースくんがユウくんに何か話して、私はユウくんから手を離された。
『え、親離れ？』
ﾕｳ｢デュースがAさんを担いで走ってくれるらしいです。Aさん暴れちゃダメですよー｣
ｴｰｽ｢デュースは早いし元ヤンだから安心してなー｣
それだけ言うとピューと走っていってしまったユウくんとエースくん
え？担ぐ？元ヤン？
ﾃﾞｭｰｽ｢エース！変な事を喋るな！｣
『デュースくん、元ヤンってま？』
ﾃﾞｭｰｽ｢後で話す。僕は女性の扱い方が分からないから、変な所を触ったらすまない｣
『私はゴリラだから安心して』
少し頬を赤らめながら私の背中と膝裏に腕を回したデュースくん。
直ぐに体が宙に浮き、デュースくんが走り出した
『んえっ！早っ！もうユウくん達見えてきた！』
あっという間にユウくん達に追いつき、私達は遅刻をせずに済んだ。
クラスはみんな一緒で、私は教室まで姫抱き状態で運ばれた。
クラスメイトの視線が痛かったのは、言うまでもない
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ru-#i - こんなに面白くてどタイプな作品初めて出会いました！！！！これから愛読させて頂きますでゅふでゅふ (12月7日 16時) (
レス) @page21 id: 8a862655c3 (このIDを非表示/違反報告)
yama.(プロフ) - 紫さん» ちゃんと腹筋蘇生させてくださいね（汗)夢主の性格好きと言っていただいて嬉しいです！！これからも更新頑張ります！！ (2021年3月4日 17時) (レス) id: b4f97515ba (このIDを非表示/違反報告)
紫(プロフ) - ほんともう、なんですか！？この面白い作品は！！読んでたら、腹筋が10回お亡くなりました。これからも面 おもしろ可笑しく更新してください！！あと、夢主の性格好き！！ (2021年2月28日 14時) (レス) id: 35b7070d14 (このIDを非表示/違反報告)
yama.(プロフ) - ぴのさん» 神作品だなんて言ってくださり、ありがとうございます！嬉しい限りです！！これからも頑張ります！ (2021年2月16日 23時) (レス) id: b4f97515ba (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めちゃくちゃ神作品見つけてしまった！！！めちゃくちゃ好きです！！ (2021年2月16日 22時) (レス) id: 4f1da1a6d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yama. x他1人 | 作成日時：2020年11月15日 14時
