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2話 ページ4

少し歩くと、1−Aと書かれた教室に着く

ちなみに言ってなかったけど、私ときょーさんはA組でした!



ky「席どこやろな?」

『ね。あ、黒板になんか貼られてるよ。見に行こ!』

ky「おう」



きょーさんを連れて黒板の方へ向かっていく

その間にもクラスの人たちにじろじろ見られて嫌だったけどね

貼られていた紙を見ると、「自由席です」と書いてあった

珍しいな、自由なんだ


『きょーさん、自由席だってよ』

ky「へぇ、じゃああそこらへんに座ろうや」

『なんで私がいること前提なのかわからないけどいいよー』


そう言って、私たちは教室の窓側の、一番後ろに座る

ここなら目立たなくて済みそう



…そう思っていた矢先、私の反対隣りに座ろうと競い合う男子たちがいた

うるさぁい、きもぉい…




そろそろ限界が近付いてきたので、きょーさんにまた追っ払ってもらおうと思ったら、聞き慣れた声がすぐ近くでした



?「俺となりいーい?」


『……れう!?』


声の主の方へ振り向くと、隣に従兄弟の怜、通称レウがいた


ru「やっほーA!久々だね〜」

『レウじゃーん、久しぶり』

ky「よおレウさん」

ru「あぇ、きょーさん!?やっほー」

『え、君ら知り合いだったのかよ!?』

ru「言ってなかったっけ?」

『完全に初耳なんですけど…』



久しぶりの再会に話に花を咲かせていると、いつの間にか周りにいた人たちがいなくなっていた

あとあと気付いたけど、レウときょーさんが静かに殺気を放ってたみたいですね、はい怖い



またしばらく話していると、ガラッと音を立てて教室のドアが開いた

どうやら先生が来たみたいだ



kn「みんな、席は決まったかな?今日からこのクラスの担任になります、近海といいます。近くの人と話したい気持ちはわかりますが、先に入学式があるので、アリーナに向かいます。廊下に並んでくださいね。」


ばーっと先生の説明が終わると、みんなゾロゾロと廊下に出ていく


『私たちも並ぼうか』

ru「そうだねー」

ky「やな。」







rdさんまだ出てきてなくて済みませぬ…!

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badendingが好きすぎる人(プロフ) - わぁめちゃくちゃ好みだ!!頑張ってください (3月9日 15時) (レス) @page16 id: 1632d1f818 (このIDを非表示/違反報告)
キョウ - 先が気になる(*o・ω・)oワクワク 応援しています。無理しないように頑張ってください。 (2022年4月10日 1時) (レス) @page16 id: 382e1e3ffe (このIDを非表示/違反報告)
あしゅら(プロフ) - 真白さん» ワワ、初コメだ…!ありがたいお言葉だ…!! (2021年10月1日 16時) (レス) id: 3b1c9d6fd2 (このIDを非表示/違反報告)
真白 - めちゃ好みです…!これからも頑張って下さい! (2021年9月29日 21時) (レス) @page7 id: d17acd58a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あしゅら | 作成日時:2021年9月26日 0時

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