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No.32※ ページ37
結人「くくっ｡屈辱でござろう｡お主の侍の魂がこんなところに入れられているのは屈辱でござろう!」
後ろには古高の刀剣が入れられていて､前には持ってきた縄の中で最も細いものがきつく縛られている｡
ちなみに古高はふんどしは身に付けていない｡
古高「うっ･･･うぅっ･･･ぁっぁあ､言う､ものか｡」
結人「ふん､強がっていられるのも今のうちでござる｡まだ入れただけ､でござるから｡」
そう言って､私は刀剣を激しく動かす｡
古高「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞっ!」
古高は大きく悲鳴をあげる｡
結人「辛いか?苦しいか?早く楽になりたいだろう?
洗いざらい総て吐け!そうすれば楽になれる!」
古高「うあっあぁ･･･言わない､言わないぃ!」
これはなかなかしぶといな｡
土方も手こずる訳だ。
暫くいじっていると古高は悲鳴をあげて果てた｡
古高「ぐっあぁあああああっ!!」
結人「お主､何を勝手に果てている?
まだ何も言うてなかろうが｡」
我ながら酷い言葉を投げ掛ける｡
古高「はぁ､はぁ､い､言う､から､言うから､もっと楽､にさせ､てくれ｡」
漸く私の仕打ちに屈したか｡
結人「では､何を目論んでいるのか申せ｡」
古高「実は･･･｡」
私は彼のいったことに耳を疑った｡
これは余りにも衝撃的だった｡
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作者名：さすらいの作者 x他1人 | 作成日時：2017年2月12日 22時
