No.20 ページ23
浩太「そうか、お前は結と申すのか。では、ついて来い。此方は我らの館だ。室伏、兵藤、天野。お主らには少々、罰を与えてやる。」
3人「ハッ」
そうして、暫く山を登ると斜面に沿って作られた大きな館があった。
浩太「ここが我らの館だ。孤児や落ちぶれた浪人達を中心に構成された山賊の村だ。」
浩太様は淡々と説明をする。
浩太「して、結。その服はオランダとか言う国の服ではないか?そんなものを来ていては悪目立ちして、困ってしまう。天野、部屋に案内し着物を用意せい。それから、拙者の部屋に連れてこい。」
天野「ハッ」
天野さんに案内され、部屋に用意された和服を来て浩太様の部屋に行く。
浩太「ふむ、良く似合っている。なぁ、早苗?」
早苗「えぇ、若い頃の殿に良く似ております。もう少し成長すれば見分けがつかなくなるのではないでしょうか?」
早苗と呼ばれた女性は同性の自分でも見とれてしまうほどの美しい女性だった。
早苗「それでこの方はなのをなさるお方なのかしら?」
浩太「それは内緒だ。」
早苗「あら、残念です。」
浩太「早苗、下がってくれ。」
早苗「承知いたしました、殿。」
2人はとても仲がいい。胸焼けを引き起こすほど。
浩太「我らの紹介とここでの決まり、生活の仕方を教える。」
A「はい、浩太様。」
それから、私の侍生活が始まった。
〜第1章・完〜
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作者名:さすらいの作者 x他1人 | 作成日時:2017年2月12日 22時