闇夜叉物語～幕末編～ (ページ11)

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No.9 ページ11

時戒僧サイド

時戒僧「最後に時空警察についてじゃが･･･､おやおや､眠ってしまったようじゃの｡」

全く､可愛らしい寝顔をしおって｡
危機感が足りないのお｡

時戒僧「そうじゃ､これも付け加えておくかの｡」

それの名前は結人(ゆいと)｡
Aによく似た背格好で顔も瓜二つの少年だった｡

時戒僧「あとは､時を越える日を待つだけじゃな｡時空警察のことはその時説明すればよいかのぉ｡
さて､結人や､任せたぞ｡この子とこの子の大切な人を守ってやるんじゃぞ｡」

結人「御意｡」

時戒僧「さて､わしはもとの世界に戻る｡暫しの別れじゃ｡」

わしは普通に消えたつもりじゃが､端から見れば煙をあげて消えたのかのぉ｡

ふぉっふぉっふぉ､さて､そろそろ目線を現世に戻そうかのぉ｡さらばじゃ｡

時戒僧が完全にが消えたあと結人が口を開く｡

結人「拙者の名前は結人｡主の･･･Aの第二人格であり､一番の部下｡そして･･･」

結人はそこで大きく息を吸って言った｡

結人「主を守る最大の盾である後の闇夜叉でござる!･･･必ずや主を護ってみせる･･･｡」

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