No.21 ページ25
千恵side
沖田さんと出会い、Aと別れてしまってから8年、浪士組を結成し天皇様の上洛を護衛するため京都へ向かった。
翌年、私逹は新撰組を結成した。
(ここから真二、千恵、陽菜、大樹の4人の表記が変わります)
千「ねぇ、陽。・・・あの子見つからないね。」
私は陽に話しかける。
陽「うん、大丈夫だといいんだけどな。ううん、大丈夫だよ、きっと。・・・に、しても真さん変わったよね。」
真さん。
あの子・・・Aがいなくなったことを聞いて暫くは荒れていたが山賊から救い出すためと剣の稽古をし始めたのがそれから半年後。
今や、かなりの腕前なんだよ。カッコいいなぁ。
と、そこへ隊士達の叫び声が聞こえてきた。
隊士1「どちら様ですか!ここが何処だかわかっているんですか?」
隊士2「お引き取り願えますか?近隣の方にも迷惑ですし、第一、今はもう道場破りなどは受けておりません。」
私達が玄関へ向かってみると5人のうち見たことのある人が3人、知らない侍の後ろにいた。
それは、あの時私達を襲った山賊だった。
千「・・・!!!どうして・・・!?」
私と陽は驚く事しかできなかった。
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作者名:さすらいの作者 x他1人 | 作成日時:2017年2月12日 22時