魔天使マテリアル＊闇を奏でる少女＊

5 月のマテリアル…？ ページ7

Aside


「あなたは、変じゃないんですよ」


そろそろこの世界から消えようと思っていた私を、雫沢先生は助けてくれた


「あなたはマテリアルなんです」


大粒の涙をこぼし、心は溶けてく――――


「私はっ…人間で、仲間がいるんだ」


――――――――――――――――――――――――――――――――――

雫沢先生が言っていた同級生マテリアルの子たちに、私は声を掛ける


「風見さん」


「何でしょうか？」


おそらく私に声を掛けられると思っていなかったのだろう

少し声が裏返っていたが、笑って返してくれた


「私、怪奇探偵団に入ります」


同級生マテリアルの三人たちは動揺して、雫沢先生を見たが

先生がうなずくのを見て、さらに目を見開いた


「…あなたはマテリアルなんですか？」


美少女で、ツインテールの女の子…日守さん？が、

おそらくみんなが一番聞きたいと思っていることを聞いてくる


この人たちが私を受け入れてくれなかったら――


同級生たちに、怪物、怪物と言われた日々がよみがえってきた


けど


――いわなきゃ


　 「私は…月のマテリアルなんです」


うっ…やっぱり駄目なのかなぁ…？


次の瞬間、


「おめでとう！」 「あなたは今日から仲間です」 「…よろしく」


私は、笑顔の中で、自分も微笑んだ


「…ありがとう…」

6 歓迎会→←♪作者のつぶやき

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

マテリアル☆アイテム

春色ドロップ（俺達の新曲！ｂｙ翔＆翼）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す