屋上限定身代わり彼女【綾瀬恋雪】

未完成恋愛＊３２＊ ページ33

恋雪SIDE








昼休み中、仲良く昼食をとる２人。榎本さんと瀬戸口君だ。


でも、もういいかなって思う。


２人とも幸せそうだし。


でもそうやって今思えるのもAさんのおかげだ。


多分、彼女がいなかったら完全に諦めきることはできなかったと思う。


かるく、僕なら二人が結婚してまでも引きずっちゃいそうだな(苦笑)





恋「食べないんですか？」





Aさんは、開きかけたお弁当を持って恐る恐る僕を見ていた。





貴「ん？食べるよ？」





・・・きっと、優しいAさんのことだから心配してくれていたんだろう。

でもね、Aさん。ここ最近はずっとAさんのことしか考えてないんだよね、僕。

まだ、初めて会話した時から３日間しかたってないけど

多分Aさんは僕じゃなくても誰かが泣いていたらこうやって立ち直れるまで

慰めてくれるような優しい人なんだろうなぁ・・・




だから、








恋「Aさん、」







半分感謝で







貴「ん？」






もう半分は願望を乗せて







恋「ありがとうございます」((微笑






今度は絶対に手放したくないものを見つけることができたから、

君が悩まなくてもいいように、そのための方法を見つけるまでは

この気持ちは伝えないでおこう。

もう少しだけ。





貴「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」









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進撃の妹ちゃん(´・ω・` )

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