第百三十三魔 ページ44
『ハドラ嬢〜！いい加減出してくれ！君の温もりに触れたいー！』
「黙れこの変態鳥！」
『魔神なんだが！？』
「知るか馬鹿！」
『ひどい！』
放課後
私は入間様達とは別に行動していた
というのもアスモデウスとウァラクの姿を見えなくなってしまったのだ
勿論さっきまでは入間様を中心に傍にいたのだが目を離した隙にいつの間にか三人とも消えていた
が、丁度いい
今のうちに前から気になっていた本を借りよう
そう思い私は図書室へと足を運び、山のような書物から三部だけ選び借りた
(ふむふむ。世界拷 問全集、占星術達人編、使い魔完全掌握……兄に下段全部持ってかれたからな……図書室の本を書き写して小遣いをやりくりせねば……)
師団にある魔具の整理整頓をして早く家に帰ろう
そう思っていたときだった
「ハドラちゃーん！」
声高らかに呼ばれ振り返るとそこにはライム先生がいた
「ライム先生？何か御用で？」
「ちょっといいかしら？」
「はい？」
言われるがまま私はライム先生についていった
部屋に招かれ、私は椅子に座らされた
「実はね？貴女の所属してる師団が活動停止になったの。」
「活動停止？」
それは唐突な事であった
キリヲ先輩が投獄された後も何気なく続けていた魔具研究師団
しかし条件を満たしていないとのことで活動停止を下されたのだ
「そうよーん！と、いうわけで！貴女は今日から私達サキュバス師団の一員よ！よろしくねぇん？ハドラちゃん！」
「……えぇぇぇぇぇ！？」
あまりに衝撃的な事に私はポーカーフェイスも忘れてさけんだ
「な、ななな何故に！？何故にこの師団に！？」
「貴女は私の管轄の魅了授業の生徒でしょう？そして今の所授業で過激な事はやってないから成績も上々。でも貴女はまだまだ伸びる！こんなダイアモンドの原石捨て置けないわ！と、いうわけで！私の師団で完膚なきまでにそのエ ロ度を磨きあげてあげるから頑張りましょうね！」
「あ、あぁ……！」
わ、私はただ鍛練に勤しみ勉学に熱中していたかっただけなのに……
魅了のテクニックもまぁ必要ではあるかと甘んじて受けてきたがこんな……こんな……
(どうしてこうなったぁぁぁぁ！)
私は心の中であらんばかり叫んでいた
ーーーーー
『ヒューヒュー！いいじゃあないか！サキュバス師団！これでハドラ嬢の魅了度は爆あがり！あぁ考えただけでぇ……！』
「
『あっ。』
こうしてスピネルは口も封じられてしまったのでした
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ！いい女！← (2020年2月27日 19時) (
レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ（ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス！ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう！（ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ！はっ！） (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ﾟ∀ﾟ) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇鍋ソース | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時：2019年12月15日 20時
