第百二十八魔 ページ38
激しく光るスポットライト
目の前に広がるサイリウムの海と観客
そして両隣にはアクドル姿の入間様とアスモデウス+ウァラク
やるしかない
やらねばならい
ここにたったが最後最早後戻りは許されん!
「「我ら!イルミと愉快な仲間達!」」
入間様はイルミ
アスモデウスはアリスちゃん
ウァラクはクラりん
私はメイメイと言うアクドルネーム
マイクを片手に私は内心冷や汗をかきまくっていた
そもそもアクドルの躍りなんざ踊った試しがない!
社交ダンスなら踊れるがそんなもん勉強と鍛練で見たことも聞いたことも卿がはじめてだ!
歌だってこんな急に歌詞とメロディーふられた所でまともに歌えるわけが……
しかし無情にも音楽は歌を歌うところまで来てしまっている
ああくっそどうすればぁ!
悶々としていた次の瞬間、スピネルの作った曲が流れ出したと思えば体が勝手に動き出した
(はっ!?)
軽快でダークなメロディーにあわせて腰をふり靴を鳴らし手を叩く
『サポートはお任せあれ!頑張るんだハドラ嬢!』
(やはり貴様の仕業かぁぁぁ!)
そう思うも声が出せない
代わりに出たのは奴の作った歌
「デビる☆バビる☆高鳴る!ドキドキは止まらない♪」
(!?!?)
何てあざとい
何て声色
この声が私だと!?
ふざけるな!
「それは、きっと、私の!毒牙にあてられたから♪」
(やめろ!今すぐやめろ!阿呆!)
『いいけどいいのかい?これでは入間達の考えが台無しになるが?』
(〜〜〜!)
それを出されてしまえば仕方がない
ハドラ・メイデン
入間様のオトモダチとしての使命を果たさねば悪魔が廃る!
(もうどうでもいい知ったことか!やり遂げてやる!後のことなど後から考えれば良いことだ!)
「皆の心は♪私の物よ♪デビキュー☆バビリー☆虜になーれー♪!」
(でもやっぱり恥ずかしいいい!)
表には出さずとも葛藤する最中観客の評価は上々だった
入間様の避けを応用したダンス
アスモデウスの炎
ウァラクのヘンテコダンス&演奏
突然の前座に驚いていた観客もメロメロになっていた
「黒髪かわいい!イルミ!」
「炎の美人!燃やされたい!」
「オイ!一人おかしい!」
「ウォー!毒刺してー!」
興奮がドームに響き渡る
悪周期の陰鬱なムードが消えていく
これがアクドル
中々じゃないか
(が、私には合わない!恥ずかしい!恥ずかし過ぎて死ぬ!)
その時だった
「いつまで私のステージで暴れるつもりです?」
(救世主ー!)
その時くろむが復帰してきたようで氷の滑り台で降りてきた
これで解放と思いきや、やはり踊らされる事になった
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闇鍋ソース(プロフ) - ミミさん» うほっ!いい女!← (2020年2月27日 19時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - うおおお鍋さんの阿部さんが見え隠れしてるウゥ(ヤラないか、はっ! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 478e853934 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - レナータMRさん» イエス!ヤラナイカが脳内を埋め尽くすであろう!(ズンチャッズンチャズンチャッズンチャッズンチャッズンチャッヤラナイカ!はっ!) (2020年2月27日 18時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
レナータMR - メイちゃん頭打って性格変わらないといいけどアメリさんみたいになったらそれこそアズ君とカルエゴ先生とバラム先生の理性が…… (2020年2月27日 18時) (レス) id: e662a9d0a8 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース(プロフ) - さゆゆ☆さん» へっへっへ( ゚∀゚) (2020年2月27日 7時) (レス) id: bdf5382829 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mesemoaLOVE/
作成日時:2019年12月15日 20時